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【キャスト＆スタッフ】
■製作・監督・脚本：フランク・ダラボン
アカデミー賞7部門にノミネートされた『ショーシャンクの空に』で輝かしいデビューを飾ってから5年。「自分が心から打ち込める作品だけを作りたい」と語るダラボンが、満を持して挑んだのが、本作『グリーンマイル』だ。全6巻におよぶ原作から、人間の真実について言及したエッセンスを抽出。命の輝きが際立つユーモラスな描写と、切なく胸に迫るヒューマンなエピソードを巧みに配し、至福の3時間を観客に提供する演出ぶりは、『ショーシャンクの空に』よりもいちだんと洗練された印象だ。
生まれは、1959年1月29日。『ヘルナイト』（1981）の製作助手としてハリウッドでのキャリアをスタートさせた彼は、『エルム街の悪夢3／惨劇の館』（1987）で脚本家デビュー。そのかたわら、スティーヴン・キングの原作に基づく短編『老母の部屋』（1983）、TVムービー「Till Death Do Us Part」（1990）「Buried Alive」（1990）などの監督をつとめた。脚本家としての代表作は、『ブロブ』（1988）『ザ・フライ2／二世誕生』（1989）『フランケンシュタイン』（1994）など。本作に続き、50年代を背景にしたロマンチック・コメディ『Bijou』を手がける予定。
■原作：スティーヴン・キング
『グリーンマイル』の原作は、「稀代のストーリー・テラー」として知られるスティーヴン・キングが、ディケンズに代表される19世紀の出版形態を模して分冊形式で発表した長編。全米では、1996年4月から9月に渡って刊行され、最終的に6冊全部がベストセラー・リストに名を連ねるという快挙を成し遂げた。
キング名で発表したの初の長編「キャリー」がブライアン・デ・パルマ監督によって映画化されて以来、40本を超える原作が映画＆TV化されているキングは、『地獄のデビルトラック』を自ら監督したり、「ザ・スタンド」「シャイニング」といったTVミニ・シリーズの製作総指揮をつとめるなど、映画界との関わりも深い。今回の『グリーンマイル』をはじめ、『スタンド・バイ・ミー』や『ショーシャンクの空に』などの感動作でも高い評価を得ている。来年には、『スタッド・シティ』『デスペレーション』の2作が映画化される予定だ。
◎スティーヴン・キング映画化作品
『キャリー』（1976、原作）
『死霊伝説』（1979、原作「呪われた町」※）
『シャイニング』（1980、原作）
『クリープショー』（1982、脚本・出演）
『ブギーマン』（1982、原作「子取り鬼」）
『老母の部屋』（1983、原作「312号室の女」）
『クリスティーン』（1983、原作）
『クジョー』（1983、原作）
『クローネンバーグのデッドゾーン』（1983、原作）
『チルドレン・オブ・ザ・コーン』（1984、原作「トウモロコシ畑の子供たち」）
『炎の少女チャーリー』（1984、原作「ファイアスターター」）
『死霊の牙』（1985、原作「Cycle of the Werewolf」＆脚本）
『キャッツ・アイ』（1985、原作「禁煙挫折者救済有限会社」「超高層ビルの恐怖」＆脚本）
『スタンド・バイ・ミー』（1986、原作）
『地獄のデビルトラック』（1986、原作「トラック」＆監督＆出演）
『新死霊伝説』（1987、原作「呪われた町」）
『バトルランナー』（1987、原作）
『クリープショー2／怨霊』（1987、原作「浮き台」ほか未発表の2編）
『ペット・セメタリー』（1989、原作「ペット・セメタリー」＆出演）
『フロム・ザ・ダークサイド ザ・ムービー／3つの闇の物語』
（1990、第2話「黒猫」の原作「魔性の猫」）
『Paranoid』（1990、原作「パラノイドの唄」）
『スティーヴン・キング 地下室の悪夢』（1990、原作）
『ミザリー』（1990、原作）
『ブロス／やつらはときどき帰ってくる』（1991、原作）
『スリープウォーカーズ』（1992、原作＆脚本＆出演）
『バーチャル・ウォーズ』（1992、原作）
『ニードフル・シングス』（1993、原作）
『ダーク・ハーフ』（1993、原作）
『死の収穫』（1993、原作「トウモロコシ畑の子供たち）
『ショーシャンクの空に』（1994、原作「刑務所のリタ・ヘイワース」）
『Children of the Corn 3』（1994、原作「トウモロコシ畑の子供たち）
『マングラー』（1995、原作「人間圧搾機」）
『黙秘』（1995、原作）
『Sometimes They Come Back...Again』（1996、原作「やつらはときどき帰ってくる」）
『痩せゆく男』（1996、原作＆出演）
『Ghosts』（1997、原作）
『ナイトフライヤー』（1997、原作）
『Sometimes They Come Back...Fore More』（1998、原作「やつらはときどき帰ってくる」）
『ゴールデン・ボーイ』（1998、原作）
※は日本で劇場公開されたTV作品
●トム・ハンクス（ポール・エッジコム）
◎主な出演作品
『スプラッシュ』（1984）
『バチェラー・パーティ』（1984）
『マネー・ピット』（1986）
『恋のじゃま者』（1986）
『さよならは言わないで』（1987）
『パンチライン』（1988）
『ビッグ』（1988）
『メイフィールドの怪人たち』（1988）
『ターナー＆フーチ すてきな相棒』（1989）
『虚栄のかがり火』（1990）
『ジョー、満月の島へ行く』（1990）
『プリティ・リーグ』（1992）
『フィラデルフィア』（1993、アカデミー賞主演男優賞受賞）
『めぐり逢えたら』（1993）
『フォレスト・ガンプ／一期一会』（1994、アカデミー賞主演男優賞受賞）
『アポロ13』（1995）
『すべてをあなたに』（1996、監督・脚本・出演）
『プライベート・ライアン』（1998）
『ユー・ガット・メール』（1998）
●デヴィッド・モース（ブルータス“ブルータル”ハウエル）
◎主な出演作品
『サンフランシスコ物語』（1980）
『逃亡者』（1990）
『危険な遊び』（1993）
『ゲッタウェイ』（1994）
『12モンキーズ』（1995）
『クロッシング・ガード』（1995）
『ボディ・バンク』（1996）
『ロング・キス・グッドナイト』（1996）
『ザ・ロック』（1996）
『コンタクト』（1997）
『交渉人』（1998）
『クレイジー・イン・アラバマ』（1999）
●ボニー・ハント（ジャン・エッジコム）
◎主な出演作品
『レインマン』（1988）
『ベートーベン』（1992）
『ベートーベン2』（1993）
『オンリー・ユー』（1994）
『ジュマンジ』（1995）
『ザ・エージェント』（1996）
『ランダム・ハーツ』（1999）
『Return to Me』（2000、監督・主演）
「The Building」（1993、TVシリーズ、脚本・演出・出演）
●マイケル・クラーク・ダンカン（ジョン・コーフィ）
◎主な出演作品
『フライデー』（1995）
『アルマゲドン』（1997）
『ザ・プレイヤーズ』（1998）
『ブルワース』（1998）
●ジェームズ・クロムウェル（ハル・ムーアズ）
◎主な出演作品
『名探偵登場』（1976）
『名探偵再登場』（1978）
『2つの頭脳を持つ男』（1983）
『エクスプローラーズ』（1985）
『蜘蛛女』（1994）
『ベイブ』（1995）
『ラリー・フリント』（1996）
『ファースト・コンタクト』（1996）
『イレイザー』（1996）
『L.A.コンフィデンシャル』（1997）
『スピーシーズ2』（1998）
『ディープ・インパクト』（1998）
『ベイブ・都会へ行く』（1998）
『将軍の娘 エリザベス・キャンベル』（1999）
●マイケル・ジェター（エデュアール“デル”ドラクロア）
◎主な出演作品
『ヘアー』（1979）
『カメレオンマン』（1983）
『サンタモニカ・ダンディ』（1989）
『デッド・フォール』（1989）
『フィッシャー・キング』（1991）
『天使にラブソングを』（1993）
『ドロップ・ゾーン』（1994）
『ウォーターワールド』（1995）
『マウス・ハント』（1997）
『パッチ・アダムス』（1998）
『聖なる嘘つき、その名はジェイコブ』（1998）
『ラスベガスをやっつけろ』（1998）
●グラハム・グリーン（アーレン・ビターバック）
◎主な出演作品
『レボリューション めぐり逢い』（1985）
『ダンス・ウィズ・ウルブズ』（1990）
『ノース ちいさな旅人』（1994）
『マーヴェリック』（1994）
●ダグ・ハッチソン（パーシー・ウェットモア）
◎主な出演作品
『チョコレート・ウォー』（1988）
『想い出のジュエル』（1989）
『評決のとき』（1996）
『バットマン＆ロビン Mr.フリーズの逆襲！！』（1997）
「Xファイル」（TVシリーズ）
「ミレニアム」（TVシリーズ）
●サム・ロックウェル（ウィリアム“ワイルド・ビル”ウォートン）
◎主な出演作品
『ブルックリン最終出口』（1989）
『ライト・スリーパー』（1991）
『イン・ザ・スープ 夢の降る街』（1992）
『キャメロット・ガーデンの少女』（1997）
『セレブリティ』（1998）
●バリー・ペッパー（ディーン・スタントン）
◎主な出演作品
『ファイアーストーム』（1998）
『プライベート・ライアン』（1998）
『エネミー・オブ・アメリカ』（1998）
●ジェフリー・デマン（ハリー・ターウィルガー）
◎主な出演作品
『レザレクション 復活』（1980）
『女優フランシス』（1982）
『ブロブ 宇宙からの不明物体』（1988）
『背信の日々』（1988）
『ブレイズ』（1989）
『ショーシャンクの空に』（1994）
『フェノミナン』（1996）
『ロケットマン』（1997）
『Xファイル ザ・ムービー』（1998）
●パトリシア・クラークソン（メリンダ・ムーアズ）
◎主な出演作品
『アンタッチャブル』（1987）
『ジブラルタル号の出帆』（1988）
『熱き愛に時は流れて』（1988）
『ダーティー・ハリー5』（1988）
『ラジオタウンで恋をして』（1990）
『ジュマンジ』（1995）
『ハイアート』（1998）
●ハリー・ディーン・スタントン（トゥート＝トゥート）
◎主な出演作品
『暴力脱獄』（1967）
『ビリー・ザ・キッド／21才の生涯』（1973）
『ゴッドファーザーPARTll』（1974）
『さらば愛しき女よ』（1975）
『ミズーリ・ブレイク』（1976）
『エイリアン』（1979）
『プライベート・ベンジャミン』（1980）
『ニューヨーク1997』（1981）
『ワン・フロム・ザ・ハート』（1982）
『クリスティーン』（1983）
『レポマン』（1984）
『パリ・テキサス』（1984）
『対決』（1989）
『ワイルド・アット・ハート』（1990）
『ツイン・ピークス／ローラ・パーマー最期の7日間』（1992）
『シーズ・ソー・ラブリー』（1997）
『マイ・フレンド・メモリー』（1998）
●ゲイリー・シニーズ（バート・ハマースミス）
◎主な出演作品
『二十日鼠と人間』（1992／監督・製作・出演）
『みんな愛してる』（1993）
『フォレスト・ガンプ／一期一会』（1994）
『アポロ13』（1995）
『アルビノ・アリゲーター』（1996）
『身代金』（1996）
『スネーク・アイズ』（98）
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