淀川長治クラシック名画100撰 作品紹介
<2月放送分(パワームービー)> 毎週月曜日13:00〜
『オペラ座の怪人』
『一日だけの淑女』
『戦艦ポチョムキン』
『フランケンシュタイン』
『オペラ座の怪人』
1925年/米/1時間35分
監督:ルパート・ジュリアン
脚本:エリオット・クロースン
出演:ロン・チャニー、メアリー・フィルビン、ノーマン・ケリー、
ギブソン・ゴーランド、バージニア・ピアスン、スニッツ・
エドワーズ、ジョン・セインポリス
●パリ、オペラ座。新しい支配人は5番目に出没すると噂される"オペラ座の幽霊"の話を聞く。やがて無名の新人クリスチーヌを主役に押し上げるため、何者かによって様々な奇怪な事件が起こる。怪奇映画の古典として君臨する無声映画の傑作。何度となくリメイクされ、その後のホラー映画の仮面を付けた殺人鬼ものは、全てこの映画がベースになっていると言える。無声映画ではあるが絶叫感があるから凄い。
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『一日だけの淑女』
1933年/米/1時間35分
監督:フランク・キャプラ
脚本:ロバート・リスキン
出演:ウォーレン・ウィリアム、メイ・ロブソン、ガイ・キビー、
グレンダ・ファレル、ネッド・スパークス、ジーン・パーカー、
ウォルター・コノリー、ナット・ベンドルトン
●大都会で暮らす中年女アニーは、貧しいながらもリンゴを売って娘をスペインに留学させている。ところが娘がスペインで伯爵と恋に落ちたから、さあ大変。アニーは周囲の人達の力を得て、豪邸に住んでるフリをしてみたり七転八倒を繰り広げる。ハート・ウォーミング・コメディを描かせたら、当時も現在もそして未来も、この人の右に出る人はいないでしょう。フランク・キャプラ監督が、都会人の哀感を見事にフィルムに焼付けた作品。
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『戦艦ポチョムキン』
1925年/ソ連/1時間14分
監督・脚本:セルゲイ・エイゼンシュテイン
出演:アレキサンダー・アントノーフ、グレゴリー・アレクサンドロフ
●世界映画史に残る映画の金字塔。オール・ロケによる記録映画的手法とモンタージュ技法により表現したこの映画は、映画自体が事件だった。その映画表現は後世の映画人に多くの影響を与え、オデッサの階段上の民衆虐殺場面などは、その後の映画で何度レトリックとして用いられたことか。1905年黒海で起きたポチョムキン号の兵士の革命的反乱を描いた。これを見ずして映画は語れない!
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『フランケンシュタイン』
1931年/米/1時間10分
監督:ジェームズ・ホエール
脚本:ギャレット・レオート、フランシス・E・ファラガー
出演:ボリス・カーロフ、コリン・クライブ、メイ・クラーク
●メアリー・シェリー女史の書いた怪奇小説を映画化し、その後多くのリメイクを生んだモンスター映画の古典。科学者フランケンシュタインが創造し、作り上げたモンスターが次々と村人を虐殺していく。はっきり言って多くのフランケンものの中でこの映画が一番恐い。モノクロが恐怖をあおり、モンスターが生まれるあの有名なシーンは、この映画最大の見せ場であり、恐怖で観るものを覚醒させるほど素晴らしい。
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