『ポーラー・エクスプレス』/"THE POLAR EXPRESS"


2004年11月27日より丸の内ルーブル・東劇ほか全国松竹・東急系にて公開

キャッスル・ロック・エンターテイメント提供/シャングリラ・エンターテイメント提携/ロバート・ゼメキス作品/プレイトーン、イメージムーバーズ、ゴールデン・ミーン制作/「出演」:トム・ハンクス/監督:ロバート・ゼメキス/脚本:ロバート・ゼメキス、ウィリアム・ブロイルズ・Jr./製作:スティーブ・スターキー、ロバート・ゼメキス、ゲイリー・ゲッツマン、ウィリアム・テイトラー/原作:クリス・ヴァン・オールズバーグ/製作総指揮:トム・ハンクス、ジャック・ラプキ、クリス・ヴァン・オールズバーグ/撮影:ドン・バージェス,A.S.C.、ロバート・プレスリー/美術:リック・カーター、ダグ・チャーン/編集:ジェレマイア・オドリスコル、R・オーランドー・ドウェイナス/シニア視覚効果スーパーバイザー:ケン・ラルストン、ジェローム・チェン/共同製作:スティーブン・ボイド/音楽:アラン・シルベストリ/配給:ワーナー・ブラザース映画




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【解説】

「列車の行き先は重要じゃない。
 重要なのは、乗る決心をすることなんだよ」 ─ 車掌


アカデミー賞コンビのトム・ハンクスとロバート・ゼメキス監督(『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『キャスト・アウェイ』)が、クリス・ヴァン・オールズバーグ作・画の人気絵本を原作とする感動アドベンチャー『ポーラー・エクスプレス』で再びタッグを組む。 物語では、1人の少年が行き先に疑問を抱きながら不思議な列車に乗って北極点に向かうのだが、それは少年にとって自己発見の旅への出発となる。そこで少年は、人生の奇跡は、それを信じる者にとって永遠に続くものだということを学ぶのだ。 ソニー・ピクチャーズ・イメージワークスが、シニア視覚効果スーパーバイザーのケン・ラルストン(アカデミー賞を5度受賞)と、同ジェローム・チェン(2000年度のアカデミー賞候補)を擁して、自社の次世代モーション・キャプチャー・プロセスを駆使したフルCGアニメーションで、この魅力あふれるクリスマスの物語に生命を吹き込む。「パフォーマンス・キャプチャー」と呼ばれるこの革新的技術は、俳優の演技をそのままデジタル・キャラクターの感情表現や動作へと作り上げることを可能にした技術である。


 


【プロダクションノート】

◆不朽のクリスマス・ストーリーがスクリーンに登場
ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクスが贈る
『ポーラー・エクスプレス』


ここ20年ほど、世界中の家庭でクリスマスに欠かせない風物詩となっているのが、クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本「急行『北極号』」だ。そのめくるめく物語は、暖炉のそばに下がった靴下、光り輝くクリスマス・ツリー、ホットココアに添えられた甘い香りのスティック・キャンディに並ぶ、この季節の定番となっている。

戸惑いを抱えた少年が、クリスマスイブに北極行きの列車に乗って旅をする。2001年、この不朽の童話に目を留めたのが、名優(にして4児の父親でもある)トム・ハンクスだ。ハンクスは原作を携え、友人であり仕事仲間でもあるロバート・ゼメキスを訪ねた。ともにオスカー受賞者である2人は、ともに『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『キャスト・アウェイ』で人間の魂について追求してきた2人でもある。ハンクスもゼメキスも、幼い主人公が経験する心の旅に感動を覚えた。「誰もが共感できる物語です」とゼメキス監督は語る。今回はハンクスを複数の役に起用している。「自分の信じてきたことに疑問を覚える、あるいは、失いかけた信心を取り戻す ─ そんな経験は、大人であれ子供であれ、1度はあるんじゃないでしょうか」

ゼメキスはまた、原作に描かれた豊かで繊細なタッチの絵に目を見張った。この作品で、絵本作家クリス・ヴァン・オールズバーグは、1986年度のコルデコット賞を受賞している。ヴァン・オールズバーグの描く登場人物は、興奮、好奇心、不安、喜び、畏れなど多彩で微妙な表情を見せるのが特徴だ。「北極号」の客室の絵にはアットホームなムードが漂うが、刻々と移り変わる車外の風景は怪しく魅惑的で、うっそうとした森林や雪深い山々が描かれている。「クリスの絵は素朴で親しみやすい反面、いい意味で非日常的」と評するゼメキス監督は、その画風を忠実に映像化すべく、真夜中の北極旅行を少年の目線から描くことにした。「ここに登場するキャラクターたちの表情や個性に、自分自身をはじめ、息子や娘、幼なじみの姿を重ねることができると思います。そして、車外に広がる景色は、私たちの誰もが想像したことのある世界 ─ 不思議なこと、スリリングなことが待ち受ける最果ての地を連想させてくれます」

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『ロジャー・ラビット』、『フォレスト・ガンプ/一期一会』といった作品で斬新な映像マジックを見せてきたゼメキスだが、今回は空前の撮影技術を駆使して「原画の豊かさと美しさ」を映像化。80台ものセンサーを同時に稼働させて実際の俳優の演技を全方向から捕らえ、それをそのままコンピューターに取り込む。「パフォーマンス・キャプチャー」と呼ばれる最新技法で立体化している。「めざしたのは優雅なビジュアル。"動く油絵"といったところです」とゼメキスは説明する。

スクリーン一面に展開するアドベンチャーに華を添えるのは、季節感あふれるオリジナル・スコアの数々。その中の1曲"Rockin' Around the World"を歌うエアロスミスのスティーブン・タイラーは、小人の役でゲスト出演も果たしている。

2004年11月10日より世界各国で順次公開予定。


 


【キャスト&スタッフ】

■ロバート・ゼメキス(監督/製作/脚本)

20年のキャリアと数々の実績をもち、当代きっての映画作家として不動の地位を築いている。 1994年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』で米アカデミー最優秀監督賞を受賞。トム・ハンクスを主演に迎えたこの作品は、作品賞、主演男優賞を含む計6部門でオスカーを制覇。また、ゴールデン・グローブ賞とナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の各作品賞、ピープルズ・チョイス賞2部門、全米製作者協会ゴールデン・ローレル賞に輝き、英アカデミー賞でもノミネートされた。

イリノイ州シカゴで育ち、高校時代から8ミリ映画の製作を始める。南カリフォルニア大学映画科に在籍中、習作"Field of Honor"で「学生アカデミー賞」を受賞。これがスティーブン・スピルバーグの目に留まり、パートナーのボブ・ゲイルと共同執筆した脚本『1941』(1979)の映画化が実現。スピルバーグ自らがメガホンをとった。

監督としてのプロデビュー作は、アメリカのビートルズ・ブームをコミカルに描いた『抱きしめたい』(1978)。同作ではゲイルと共同で脚本も手がけた。以降、手がける作品が次々とヒットを放ち、これまでの監督作をあわせた興行成績は全世界で20億ドルを突破。1988年の『ロジャー・ラビット』を年間ナンバーワン・ヒットに押し上げ、世界各国で記録的ヒットとなった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)では脚本も兼ねて、米アカデミー賞オリジナル脚本賞にノミネート。その後、『バック・トゥ〜』は2本の続編(1989/1990)を経て、映画史上に残るヒットシリーズとなった。

他の監督作に『ユーズド・カー』(1980)、『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』(1984)、『永遠(とわ)に美しく』(1992)、『コンタクト』(1997)、『ホワット・ライズ・ビニース』(2000)など。2000年の大ヒット作『キャスト・アウェイ』ではトム・ハンクスと組み、ハンクスにオスカー候補をもたらせた。

製作総指揮としては、ウォルター・ヒル監督『トレスパス』(1992/前出のゲイルと共同で脚本も兼任)、ハワード・フランクリン監督『パブリック・アイ』(1992)、ピーター・ジャクソン監督『さまよう魂たち』(1996)などを手がけている。

TV放送では、スピルバーグ制作「世にも不思議なアメージング・ストーリー」の1話、米HBO放送の人気シリーズ「ヴァンゲリア」(製作総指揮も)の3話で演出を担当。また、小粋なコメディとして好評を得た米CBS放送"Johnny Bago"のパイロット版で企画・制作を務めた。



■スティーブ・スターキー(製作)

ゼメキス監督、トム・ハンクス主演の『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)でプロデュースを務め、米アカデミー賞では作品賞を含む6部門を受賞。このほか、ゴールデン・グローブ賞とナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の各作品賞、ピープルズ・チョイス賞2部門、全米製作者協会ゴールデン・ローレル賞に輝き、英アカデミーで作品賞にもノミネートされた。

ジョージ・ルーカス率いるルーカス・フィルムに入社して、映画界でのキャリアをスタート。『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(1980)、『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』(1983)で編集アシスタントを務める。その後、スピルバーグ監督のアンブリン・エンターテインメントでドキュメンタリー映画の編集にあたり、スピルバーグ制作のTVシリーズ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」で制作補を担当。

本編のゼメキス監督とは、アニメーション映画の革命となった『ロジャー・ラビット』(1988)以来の付き合い。同作と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ2、3作(1989/1990)で製作補を、『永遠(とわ)に美しく』(1992/ゴールディ・ホーン、メリル・ストリープ、ブルース・ウィリス共演)と『コンタクト』(1997/ジョディ・フォスター主演、カール・セーガン原作)で製作を務めた。TV作品では、ゼメキスが演出/製作総指揮を兼ねたドキュメンタリー番組"Pursuit of Happiness"(米ショータイム放送)でプロデュースにあたり、ドラッグ中毒・アルコール中毒の実情を描く。

1998年にはゼメキス、ジャック・ラプキとともに、映画製作を主体とした自社プロダクション、イメージ・ムーバーズを設立。ゼメキス監督/トム・ハンクス主演のヒューマンドラマ『キャスト・アウェイ』(2000)、ゼメキス監督/ハリソン・フォード&ミシェル・ファイファー主演のサイコスリラー『ホワット・ライズ・ビニース』(2000)などを放った。

このほか、米CBS放送のシリーズ"Johnny Bago"で制作総指揮を、長編コメディ『カーテンコール/ただいま舞台は戦闘状態』(1992/ビデオのみ)では共同製作にあたっている。