『マグノリア』/"magnolia"


2000年2月26日より全国松竹・東急系にて公開

◇監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン ◇製作:ジョアン・セラー ◇共同製作:ダニエル・ルピ ◇製作総指揮:マイケル・デ・ルーカ&リン・ハリス ◇撮影:ロバート・エルスウィット ◇プロダクション・デザイナー:ウィリアム・アーノルド&マーク・ブリッジス ◇編集:ディラン・ティチェナー ◇コスチューム・デザイナー:マーク・ブリッジス ◇音楽:ジョン・ブライオン ◇歌:エイミー・マン ◇視覚効果スーパーバイザー:ジョー・レッテリ ◇キャスティング:カサンドラ・クルクンディス

ニューライン・シネマ プレゼンツ/ジョアン・セラー、グラーディ・フィルム・カンパニー プロダクション 1999年/187分/アメリカ映画/カラー/スコープサイズ/ドルビーSRD、SDDS/オリジナルサウンドトラック:ワーナー・ミュージック・ジャパン/字幕:戸田奈津子/提供:日本ヘラルド映画、ポニー・キャニオン/配給:日本ヘラルド映画

◇キャスト:ジェレミー・ブラックマン、トム・クルーズ、メリンダ・ディロン、フィリップ・ベイカー・ホール、フィリップ・シーモア・ホフマン、リッキー・ジェイ、ウィリアム・H・メイシー、アルフレッド・モリーナ、ジュリアン・ムーア、ジョン・C・ライリー、ジェイソン・ロバーズ、メローラ・ウォルターズ、マイケル・ボーエン、エマニュエル・L・ジョンソン





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【解説】

その日、
あらゆる種類の激流がほとばしる。
両親と子供達、虚構の世界と現実の人生、切望と喪失、
偶然と決断、太陽と嵐…。
すべての光と影がこの日に衝突する。
あるものは許しをこい、あるものは逃避を試みる。
あるものは破れてしまった絆を繕い、
あるものは仮面をはがされる。
そして、凝縮された 同じ日、
予期せぬアクシデントによって
かれらすべてが、
想像を絶するクライマックスへと向かう。




早くもアカデミー賞作品賞、男優賞、監督賞ほか、最有力の声!
見たことのない何かに…、全ての人々が遭遇する。
そこに希望は…
20世紀の最後を生き抜く、愛と希望のものがたり。

かつて誰も体験したことのない、想像を絶するカタルシスとの遭遇。それは、その場所、その時間に出くわしたすべての人々に与えられた、次の時代への愛をかけた“希望”との出逢いとなった。許されるはずのない過去が洗い流され、消えることがないと思っていた憎しみが癒されていく。

『ミッション・インポッシブル』『アイズ・ワイド・シャット』のトム・クルーズ最新作『マグノリア』は、まさに新時代の幕開けにふさわしい、全米トップ・ジャーナリスト大絶賛の感動作である。すでにアカデミー賞各賞で最有力との呼び声も高まっており、今までにないトム・クルーズのセンセーショナルで傑出した演技と最高にパワフルでオリジナリティにあふれたストーリー、そしてあっと驚く見たことのないラストシーンが多大な衝撃と感動を観客に与えること必至である。

『ブギーナイツ』で、アカデミー賞ノミネーションを始め、数々の賞に輝いたポール・トーマス・アンダーソン監督が、LA郊外に住む12人の人々の生き様を通じて描くこの物語は、親子の絆、孤独、愛し合うことの難しさといった現代人ならだれもが抱える悩みや痛みを、24時間という時間の中で一気に見せつけ、思いもかけないエンディングで解決していく。

死の床で息絶えんとするテレビの大物プロデューサー、彼が見捨てた息子、プロデューサーの若い妻、看護人、癌を宣告されたテレビのクイズ番組の司会者、彼を憎む娘、彼女にひとめぼれする警官、番組でおなじみの天才少年、過去の栄光にしがみつくかつての天才少年、そして…。一見何の繋がりもない彼らが、不思議な糸に操られて大きな一つの物語に結びつけられていく。


アカデミー賞で締めくくられる各賞レースの先陣ともいえるナショナル・ボード・オブ・レビュー(G・W・グリフィス賞)では出演者全員が集団演技賞を受賞するといった快挙を成し遂げ、ひとくせもふたくせもある出演者たちのコラボレーションは目を見張るほどである。SEXの教祖というスキャンダラスな役どころを、これまでのイメージを打破して熱演したトム・クルーズ(ゴールデン・グローブ賞助演男優賞受賞)をはじめ、彼の父親役でまさに死にゆくTVプロデューサー役を演じる『大統領の陰謀』『ジュリア』のオスカー俳優、ジェイソン・ロバーズ、遺産目当てでそのプロデューサーと結婚するが、次第に彼を心から愛するようになる若い妻役の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『ブギーナイツ』(オスカー・ノミネート)のジュリアン・ムーア、プロデューサーの看護人を演じる『ブギーナイツ』『ビッグ・リボウスキ』の性格俳優、フィリップ・シーモア・ホフマン他、『エアフォース・ワン』『トゥルーマン・ショー』のフィリップ・ベイカー・ホール、『ファーゴ』『ブギーナイツ』のウィリアム・H・メイシー、『カジュアリティーズ』『デイズ・オブ・サンダー』のジョン・C・ライリー、『スクープ・悪意の不在』『未知との遭遇』のメリンダ・ディロン、『いまを生きる』『イレイザー』のメローラ・ウォルターズなど多彩な顔ぶれが鮮やかで豊かな人間ドラマのタペストリーを紡ぎ出す。


スタッフも撮影のロバート・エルスウィット、衣装、美術のマーク・ブリッジスなどポール・トーマス・アンダーソンとは『Hard Eight』『ブギーナイツ』から組んでいる息の合った才能が結集し、さらに視覚効果を『ジュラシック・パーク』や『スター・ウォーズ特別編』に関わったジョー・レッテリ、『エイリアン4』のジョセフ・グロスバーグ、そしてクリーチャー・エフェクトに『ゴーストバスターズ』『アビス』のスティーブン・ジョンソン等が最高の技術で、想像を絶する驚嘆のラストシーンを最大限に盛り上げている。

また、エイミー・マンが主題歌を心の奥深くに響く旋律で歌い上げ、映画の感動と情感を高めている。

20世紀を締めくくる作品として『マグノリア』は、見るものの胸に大きな感動と希望をもたらす。批評家たちの絶賛の声が高まる中で、アメリカではトム・クルーズを始めとして俳優陣はもちろんのこと、監督、脚本、撮影、音楽、視覚効果など多岐に渡ってオスカー・ノミネーションの可能性も囁かれ始めている。



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【キャスト&スタッフ】

■ジェレミー・ブラックマン(スタンリー・スペクター)

本作で長編映画デビューを果たす。現在中学生のジェレミーは、学業成績優秀者に贈られる合衆国大統領賞、学校では校長賞を受賞するなど、映画同様の天才ぶりを発揮。舞台「クリスマス・キャロル」や、「美女と野獣」への出演経験があり、「メルローズ・プレイス」といったテレビ番組にも出演している。


■マイケル・ボウエン(リック・スペクター)

サン・フランシスコのノース・ビーチで演技と絵画を学ぶ。多数のテレビ番組に出演し、リアルな演技で高い評価を得ている。代表作は『レス・ザン・ゼロ』(1987)『ザ・プレイヤー』(1992)『ジャッキー・ブラウン』(1997)など。


■トム・クルーズ(フランク・T・J・マッキー)

1962年7月3日、米・ニューヨーク州シラキュース生まれ。高校時代にレスリングに熱中するが事故で断念、俳優を目指しNYに進出。1981年、『エンドレス・ラブ』で映画デビュー。『タップス』(1981)での初の大役の後、『卒業白書』(1983)で素晴らしい演技を見せ、ゴールデン・グローブ賞に初ノミネートされる。『トップガン』(1986)で向こう見ずのパイロット、マーヴェリックを演じ、人気スターの地位を不動のものにした。さらにポール・ニューマンと共演した『ハスラー2』(1986)ダスティン・ホフマンと共演した『レインマン』(1988)でキャリアを積み、オリバー・ストーン監督の『7月4日に生まれて』(1989)とキャメロン・クロウ監督の『ザ・エージェント』(1996)で2度のオスカーのノミネートを手にし、ハリウッドで最も成功した俳優の一人となった。『ミッション:インポッシブル』(1996)では製作も務めている。最近では妻のニコール・キッドマンと共演した故スタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』(1999)が大変な話題となった。『M:1-2』『Minority Report』など新作も期待大。他の主な出演作は『カクテル』(1988)『デイズ・オブ・サンダー』(1990)『遥かなる大地へ』(1992)『ア・フュー・グッドメン』(1992)『ザ・ファーム/法律事務所』(1993)『インタビュー・ウィズ・バンパイア』(1994)など。


■メリンダ・ディロン(ローズ・ゲイター)

映画、テレビ、舞台と数多くこなす。『スクープ・悪意の不在』(1981)と『未知との遭遇』(1977)で2度アカデミー賞助演女優賞にノミネートされる。さらに、ブロードウェイ「バージニア・ウルフなんかこわくない」のオリジナル舞台でニューヨーク演劇批評家協会賞とトニー賞にノミネートされた、演技派女優。他の主な主演作は『スラップ・ショット』(1977)『キルトに綴る愛』(1995)など。


■フィリップ・ベイカー・ホール(ジミー・ゲイター)

舞台演出によりキャリアをスタートさせる。ポール・トーマス・アンダーソンの長編第1作『Head Eight』(1997)の主役シドニーを演じて批評家から絶賛され、1997年IFPスピリット賞の主演男優部門にノミネートされた。アンダーソンの『ブギーナイツ』(1997)にも出演したほか、『エアフォース・ワン』(1997)『トゥルーマン・ショー』(1998)などに出演している。次回作にティム・ロビンス監督の『The Cradle Will Rock』、アンソニー・ミンゲラ監督の『エクリプス』(仮題、今春公開予定)、マイケル・マン監督の『インサイダー』などがある。


■フィリップ・シーモア・ホフマン(フィル・パルマ)

ポール・トーマス・アンダーソンの『ブギーナイツ』(1997)でダーク・ディクラーに夢中になるポルノ界のごろつき、スコット・Jとして出演。コーエン兄弟の『ビッグ・リボウスキ』(1998)では大金持ちの忠実な秘書役を演じるほか、『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』(1992)『ツイスター』(1996)『パッチ・アダムス』(1999)など、ひとつの役からまったく違う役へとカメレオンのように変幻自在する才能を持つ俳優。最新作にロバート・デニーロ共演の『Flawless』、アンソニー・ミンゲラの『エクリプス』(仮題、今春公開予定)などがある。


■エマニュエル・L・ジョンソン(ディクソン)

1990年、6月25日生まれ。野球やバスケットボール、アメフトなどのスポーツや音楽が得意。今回の『マグノリア』に出演するまでに、舞台、TV、CM等で活躍しており、映画の出演作にはダイアン・レインの『愛と青春の鼓動』(1990)や、ミッキー・ロークの『ポイント・ブランク』(1997)などがある。


■ウィリアム・H・メイシー(ドニー・スミス)

1950年、3月13日米フロリダ州マイアミ生まれ。TVシリーズ『ER 緊急救命室』のモーガン・スターン医師役としても知られる彼は、舞台、TV、映画と多方面で活躍。1996年の『ファーゴ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、注目を集める。出演作に、『ブギーナイツ』(1997)『エアフォース・ワン』(1997)『カラー・オブ・ハート』(1998)『サイコ』(1998)など多数。


■ジュリアン・ムーア(リンダ・パートリッジ)

1960年、12月30日、米・ボストン生まれ。ボストン大学で演技の学士号を取得。大作とインディペンデント作品の両方で活躍。『ブギーナイツ』(1997)でオスカーにノミネートされる。『ビッグ・リボウスキ』(1998)『ロスト・ワールド/ジュラシックパーク』(1993)などに出演。最新作は『クッキー・フォーチュン』(1999)と『理想の結婚』(1999)。他の主な出演作は『妹の恋人』(1993)『ショート・カッツ』(1993)『9カ月』(1995)など。


■ジョン・C・ライリー(ジム・カーリング警官)

1965年5月25日、米・シカゴ生まれ。子供時代より演技への興味を持ち続けた彼は、名高いグッドマン演劇学校に入学。舞台にルーツを持つライリーは現在も頻繁に舞台に立っている。映画デビューは1989年の『カジュアリティーズ』。1990年の『デイズ・オブ・サンダー』では、トム・クルーズのライバル役で出演。またアンダーソンの『ブギーナイツ』(1997)ではマーク・ウォールバーグのドラッグ中毒の親友を演じた。最新作はサム・ライミ監督の野球ドラマ『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』(1999)。他の主な出演作は『俺たちは天使じゃない』(1989)『ホッファ』(1992)『ギルバート・グレイブ』(1993)『激流』(1994)『黙秘』(1995)など。


■ジェイソン・ロバーズ(アール・パートリッジ)

1922年7月26日、米・イリノイ州シカゴ生まれ。アメリカ演劇アカデミーで学び、1958年「Long Days Journey into Night」でブロードウェイ・デビュー。翌年NY演劇批評家賞を受賞。1959年『旅』で映画デビュー以後、映画と舞台で活躍。1976年の『大統領の陰謀』、1977年の『ジュリア』でアカデミー助演男優賞を受賞した。他の主な出演作は、『ウエスタン』(1968)『砂漠の流れ者 ケーブル・ホーグのバラード』(1968)『トラ!トラ!トラ!』(1970)『ジョニーは戦場に行った』(1971)『ニール・サイモンのキャッシュ・マン』(1983)『バックマン家の人々』(1989)『フィラデルフィア』(1993)など。


■メローラ・ウォルターズ(クローディア・ウィルソン・ゲイター)

『Hard Eight』(1997)、『ブギーナイツ』(1997)に続き3作目のアンダーソン作品。その他の出演作に『いまを生きる』(1989)『ベートーベン』(1992)『エド・ウッド』(1994)『イレイザー』(1996)など。最新作はマイケル・ケインと共演の『The Debtors』。







■ポール・トーマス・アンダーソン(監督・脚本)

1970年1月1日生まれ。幼い頃から映画作りの情熱を育み、LAおよびNYで数多くのテレビ映画、ビデオ、ゲーム番組などにプロダクション・アシスタントとして関わることでキャリアをスタート。借り物のカメラで撮った短編映画「Cigarettes and Coffee」で注目を集め、この作品は後に長編映画『Hard Eight』として生まれ変わった。その複雑に表現された演技と見事な人間哲学によって評価され、「フィルム・コメント」誌は彼を1997年期待の監督と宣言。2作目の『ブギーナイツ』(1997)は、その期待に応え高い評価を獲得、アカデミー賞で3部門にノミネートされた。ボストン・ソサエティ映画評論家賞の最優秀新人監督賞を受賞。また、ペン・センター合衆国西部文学賞の脚本賞にも輝いた。現在アメリカで最も注目される監督のひとりである。


■ジョアン・セラー(製作)

U2、エルビス・コステロ、イギー・ポップなどのミュージシャンのビデオ・クリップを手がけ成功していたセラーは、その才能を映画でも発揮。『ハードウェア』(1990)『ダスト・デビル』(1992)『ロード・オブ・イリュージョン』(1995)などを手がける。セラーはニューライン・シネマとファースト・ルック契約を結び、現在は次のプロジェクト『Jonathan Wild』をエッグ・ピクチャーズと製作中。


■ダニエル・ルピ(共同製作)

出身国のイギリスとアメリカの両国で活躍。共同製作作品に『スクリーム2』(1997)『Hard Eight』(1997)『ブギーナイツ』(1997)がある。ライン・プロデューサーあるいはプロダクション・マネージャーとして『ロード・オブ・イリュージョン』(1995)『ナイト・ウォッチ』(1996)を手がける。


■ロバート・エルスウィット(撮影)

1997年に『ブギーナイツ』『トゥモロー・ネバー・ダイ』と2作の大作を撮影。アンダーソンの『Hard Eight』の撮影も担当。代表作に『激流』(1994)『ゆりかごを揺らす手』(1992)『ハッピーブルー』(1996)など多数。1999年はニコラス・ケイジ主演の『8mm』を撮影。


■マーク・ブリッジズ(プロダクション・デザイナー/コスチューム・デザイナー)

もともとコスチューム・デザイナーであったブリッジズは本作で初めてプロダクション・デザインを手がけた。コスチューム・デザインを担当した作品は『ディープ・ブルー』(1999)『タイムトラベラー きのうから来た恋人』(1999)など。アンダーソンの『ブギーナイツ』『Hard Eight』のコスチュームも担当。その他アシスタント・コスチューム・デザイナー、デザイン・アシスタントとして多くの作品を手がける。


■ウィリアム・アーノルド(共同プロダクション・デザイナー)

プロダクション・デザイナーとして『Mo'money』(1992)、アート・ディレクターとして『ミュージック・ボックス』(1988)でそれぞれデビュー。プロダクション・デザイナーのジャニーン・オプウォールと組み、『代理人』(1995)『マディソングンの橋』(1995)などを手がける。オプウォールとのコラボレーションはさらに『L.A.コンフィデンシャル』(1997)『カラー・オブ・ハート』(1998)と続き、アカデミー賞美術賞にノミネートされた。


■ディラン・ティチェナー(編集)

ロバート・アルトマン監督作品に見習いからアソシエイト・エディターなど様々な形で関わっており、『ザ・プレイヤー』(1992)、『ショート・カッツ』(1993)『プレタポルテ』(1994)などに参加。『Jazz'34:Remembrance of Kansas City Swing』でエミー賞にノミネートされた。アンダーソンと組むのは本作で3作品目である。


■ルー・カールッチ(特殊効果)

アンダーソンの『ブギーナイツ』『Hard Eight』『バウンド』(1996)などで特殊効果を担当。そのほかに『エルム街の悪夢』シリーズ数本、『13日の金曜日』シリーズ数本を手がけた。テレビ作品にはスティーブン・キング原作の『シャイン』などがある。


■ジョー・レッテリ(視覚効果スーパーヴァイザー)

インダストリアル・ライト&マジック社に所属。参加作品に『デイライト』(1996)、照明デザインとコンピューター・グラフィックスのスペシャリストである彼は『ジュラシック・パーク』(1993)の恐竜製作チームにシニア・テクニカル・ディレクターとして参加。その他『スター・ウォーズ3部作特別編』(1997)『ミッション・インポッシブル』(1996)『キャスパー』(1995)など。


■ジョセフ・グロズバーグ(視覚効果プロデューサー)

視覚効果プロデューサーとしての最新作は『Imposter』、視覚スーパーヴァイザーとしては『スピーシーズ2』(1998)その他の作品に『エイリアン4』(1997)などがある。


■スティーブ・ジョンソン(クリーチャー・エフェクト)

クリーチャー・エフェクトのデザイン、製造、応用を専門とする会社、XFX社を経営。早い時期から、半透明で自己発光するエイリアンや、ロボット・スーツなどの製造にチャレンジし、現在も驚くべきチャレンジ精神で人工物の創造を続けている。彼が手がけた映画は『カウガール・ブルース』(1994)『ポルターガイスト2』(1986)『ゴーストバスターズ』(1986)など。テレビシリーズの「The Stand」と「シャイニング」があり、この2作でエミー賞を受賞。


■エイミー・マン(歌)

同世代の中で最も才能あるソングライターのひとり。快活さを伴いながら心の奥深くに響く、美しい歌を作る。1980年代には、バンド、ティル・チューズデイを組み、MTVの新人賞を1985年に獲得。ゴールド・アルバムを2枚、トップ・テン・シングルを1枚、そして数多くのトップ40を送り出した。エルヴィス・・コステロなどの独創性に富んだアーティストたちとのコラボレーションも行う。1990年代には「Whatever」と「I'm with Stupid」の2枚のアルバムを発売、どちらも批評家に絶賛された。1995年にはシングル「That's Just What You Are」をヒットさせる。彼女の曲は多くのサウンドトラックに使われ、また『ビッグ・リボウスキ』(1998)にはカメオ出演もしている。これから彼女は待ち望まれた3枚目のアルバムを自身のレーベル、スーパーエゴ・レコーズからリリースする。


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