【解説】
近未来 ─ それは、もう1人のあなたの物語
2019年 ─ 。
それは、生命がオーダーメイドされる時代。
退屈な毎日に、彼はうんざりしていた。
大気汚染から守られた、この味気ない都市空間を1日も早く抜け出したい。
抽選に選ばれて、地上最後の楽園「アイランド」へ移住すること
─ それが彼の夢だ。
訪れた幸運に、彼女は興奮を隠せなかった。
ついにめぐってきた"アイランド行き"の順番!
「アイランドで会えるわ」「アイランドで会おう」
─ それが2人の約束だった。
彼は、リンカーン・6・エコー(ユアン・マクレガー)。
彼女は、ジョーダン・2・デルタ(スカーレット・ヨハンソン)。
2人はその日まで何も知らずに生きてきた。
自分たちが"コピー"であるということを。
"アイランド行き"の名のもとに葬り去られる運命を ─ 。
僕らの命は、僕らのものではなかったのか?
生きたい。だから、彼は彼女の手をとった。
愛したい。だから、彼女は彼を信じた。
命の制限時間が迫る中、2人の生への脱出が始まった!!
『アルマゲドン』で世紀末の"現在"を描き、『パール・ハーバー』で歴史の"過去"を刻みつけたマイケル・ベイ監督が、その無尽のイマジネーションを、ついに"近未来"へと突入させた! リアルさを増すクローン技術というテーマに、今までとはまったく違う新たな視点を投げかける緊迫感のある設定、スタイリッシュな未来都市を舞台に生への逃走が展開されるダイナミックな超絶アクション、空中を疾走する未来型バイク・ワスプによる息もつかせぬチェイス・シーン、そして、絶対の定評を持つ透明感ある映像からあふれ出すかつてない無垢な愛。他を圧する壮大なスケールに、胸を打つドラマを吹き込み、比類なき感動のエンターテインメントへと結実させうる監督は、マイケル・ベイを置いてほかにはいない。製作を担うドリーム・ワークスのスティーブン・スピルバーグが直々に監督を指名したスペシャル・プロジェクトがついにその姿を現す。人類の未来へ向けて、今放たれる渾身の超大作『アイランド』 ─ 2005年夏、時代を貫く感動が、世界を覆う。
主演は、『スター・ウォーズ』(エピソード1〜3)のユアン・マクレガーと、『ロスト・イン・トランスレーション』のスカーレット・ヨハンソン。彼らを管理する統括者メリックに『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』『トロイ』のショーン・ビーン、追跡隊を率いるローレントに『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』『コンスタンティン』のジャイモン・フンスー、2人の逃亡を助ける研究員マッコードに『ファーゴ』『ビッグ・フィッシュ』のスティーブ・ブシェミ、そして"アイランド行き"の悲劇に見舞われる友人に『グリーンマイル』のマイケル・クラーク・ダンカン……めまぐるしく入れ替わる運命が、それぞれに予期せぬ結末を用意する。
真実を知り、決死の脱出に挑むリンカーンとジョーダン。大人の姿をしていても、実際には生まれてまだ数年しか経っていない2人は、世の中のことは何も知らない、あどけない子供と同じ。愛とは何かも知らぬまま、お互いに運命の人と出会ってしまった男女の無垢な魂が、真実の世界へと解き放たれた時、すべてが激しく動き出す。2人を捕獲するために組織された大規模なセキュリティーチームの容赦ない追撃、陸・空を駆けめぐる息詰まる攻防、冨と名声を得て"生命"を買ったもうひとりの自分との対面。初めて出会う世界に戸惑い、今まで知らなかった感情に胸をときめかせながら、必死で生き延びようとする2人。望むのはただ自分の人生を生きること、そして愛すること。彼らもまた、生きるために生まれてきたのだ ─ 。
DNAより強く、神の意志より激しく。誰にも犯すことのできないたったひとつの真実がそこにある。「生きたい」というこの世で一番純粋な祈り、「愛したい」というこの世で一番素直な想い。
この上もなく無垢な魂が生み出す、真実の"アイランド"へ ─ 。
ゼロからの限りない可能性を秘めて、この夏、もうひとりのまっさらな自分と出会う。
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