|
第7回フランス映画祭横浜'99 上映作品紹介 1999年6月10日(木)〜13日(日) パシフィコ横浜/会議センターメインホール |
| 『ヌーヴェル・イブ』LA NOUVELLE EVE |
|
一流スタッフの協力のもとコルシニ監督が撮り上げた秀作。 主演のカリン・ヴィアールも一気にスター女優へ。 |
| 1998年作品/カラー/94分 監督=カトリーヌ・コルシニ/製作=パウロ・ブランコ/脚本=カトリーヌ・コルシニ、マルク・シリガ/撮影=アニエス・ゴダール/出演=カリン・ヴィアール、ピエール・ル・ラジョ、カトリーヌ・フロ |
|
シングルライフに満足している30歳のカミーユ。一人で自由に生きる方が良いと思っていた彼女が突然恋に落ちた相手は、社会党の活動家で妻子持ちのアレクシス。愛する男性を手に入れるために、あれこれ策を講じて体当たりする女心が、コミカルなのに切なく胸に迫る。 ヨーロッパの名プロデューサー、パウロ・ブランコと撮影にアニエス・ゴダールという一流スタッフに囲まれ、コルシニ監督の繊細な演出がカミーユの孤独感、苦悩、欲望を見事に描き出し、フランスで話題を呼んだ。また、すべてをかけた愛に揺れ動く女性カミーユを見事に演じた主演のカリン・ヴィアールも一気に注目された。タイトルはEVE(永遠の女性)とNOUVELLE(新しい)という2つの矛盾する言葉の組み合わせ。 |
| 『冬の少年』LA CLASSE DE NEIGE |
|
両親の偏愛が少年の心を凍らせる…。 ベストセラー心理サスペンスの完全映画化。 |
| 1998年作品/カラー/96分/配給=シネマパリジャン 監督・脚色=クロード・ミレール/原作・脚色=エマヌエル・カレル/撮影=ギョーム・シュフマン/音楽=アンリ・テクシエ/出演=クレマン・ヴァン・デン・ブルグ、ロクマン・ナルカカン |
|
冬休み、山のスキー教室にやってきた12歳の空想好きの少年ニコラが、隣の村の子供が行方不明になるという事件に遭遇する。警察が捜査協力を求めにニコラ達の所にやってきた。たちまちニコラはお得意の想像力でサスペンス・ドラマを作り上げるが、やがてそれは破滅的な現実へと変わっていく。『なまいきシャルロット』『小さな泥棒』のミレール監督のきめ細かな演出が、一級のサスペンスのの中で、子供たちの自然な姿と多感な内面をみずみずしく描き出していく。エマヌエル・カレルのベストセラー小説を完全映画化。98年のカンヌ国際映画祭で特別作品賞を、フィレンツェ・フランス映画祭ではグランプリを受賞。
|
|
『ヒューマニティ』L'HUMANITE 第52回カンヌ国際映画祭コンペ部門出品作品 |
|
衝撃的デビューを飾ったデュモン監督の2作目。 第52回カンヌ国際映画祭コンペ部門出品の問題作。 |
| 1998年作品/カラー/150分 監督・脚本=ブリュノ・デュモン/製作=ジャン・ブレア、ラシド・ブシャル/撮影=イヴ・カプ/録音=ピエール・メルテン/編集=ギー・ルコルヌ |
|
ファラオン・ドゥ・ウィンテールは、他人の痛みも我がことのように感じてしまうナイーブな男。まじめで謙虚で他人の悪も自分のものとしてしまうような思いやり深い性格をしている。しかし、刑事としての日常はそんな彼を絶望させ、それは人間の原罪意識にまで発展していく。
『ジーザスの日々』で'97年カンヌ映画祭カメラ・ドール賞を受賞。衝撃的なデビューを飾ったデュモン監督の2作目。前作同様、キャストはおもに新人を起用している。 |
| 『アステリクスとオベリスク』ASTERIX ET OBELIX CONTRE CESAR |
|
ドパルデューVSベニーニ!? 国民的人気コミックを最高のキャストで映画化した奇想天外ファンタジー。 |
| 1999年作品/カラー/105分 監督=クロード・ジディ/製作=クロード・ベリ/撮影=トニー・ピエルス・ロベール/美術=ジャン・ラパス/音楽=ジャン・ジャック・ゴールドマン、ロラン・ロマネリ/出演=ジェラール・ドパルデュー、クリスチャン・クラヴィエ、ロベルト・ベニーニ、レティシア・カスタ |
|
今は昔、フランスにガリア人達が暮らしている頃。魔法の薬の力で国を支配しようと企む悪者デトリテュを向こうに回し、アステリクスとオベリスクが大活躍!? 約50億円というフランス語圏での映画製作史上最高額を投入し、国民的大人気コミックを最高のキャストで実現化。悪者デトリテュをベニーニが演じているのにも注目。また、美女ファルバラを演じるのは、これまでモデルとして活躍していて、撮影中に20歳を迎えたレティシア。『テス』『ラマン/愛人』『王妃マルゴ』の製作、『愛と宿命の泉』の監督、『スタン・ザ・フラッシャー』出演で知られるクロード・ベリが製作を担当している。今春フランス、ドイツ、イタリアで大ヒットした待望の話題作。 |
| 『葡萄色の人生―ロートレック』LAUTREC |
|
夭折した世紀末パリの伝説の画家ロートレック。 その色彩豊かな涙と笑いの人生を描く今年度話題作。 |
| 1998年作品/カラー/128分/配給=日本ヘラルド 監督=ロジェ・プランション/製作=マーガレット・メネゴス/撮影=ジェラール・シモン/音楽=ジャン・ピエール・フーケイ/出演=レジス・ロワイエ、エルザ・ジルベルシュタイン、アネモーヌ、クロード・リッシュ |
|
貴族の嫡子として生まれた天才画家ロートレックは、ゴッホ、ドガ、ルノワールらやモンマルトルのダンサー、娼婦たちにインスパイアーされ、才能を開花する。そして、ルノワールのモデル、シュザンヌとの運命の恋に溺れていくロートレックの涙と笑いの人生。
本作は『DANDIN ET LOUIS』『ルイ、少年王』に次ぐプランション監督3作目。モンマルトルの酒場、フレンチカンカン…プランション風の味付けで世紀末のパリを描く。ロートレックを演じるロワイエは28歳。プランションとの出会いは8年前で『読書する女』に出演中に見い出された。 |
|
『新しい肌』PEAU NEUVE 第52回カンヌ国際映画祭<ある視点>部門出品作品 |
|
アニエスb.が製作で参加。 フランス映画界期待のドゥルーズ監督のデビュー作。 |
| 1999年作品/カラー/96分 監督=エミリ・ドゥルーズ/製作=アニエスb.カロール・スコッタ、/脚本=エミリ・ドゥルーズ、ロラン・ギヨ、ギイ・ローラン/撮影=アントワーヌ・ベルル/音楽=ラティライル、スーパーソニック/出演=サミュエル・ル・ビアン、マルシアル・ディフォンゾ・ボ、カトリーヌ・ヴィナティエ、クレール・ネブ |
|
アランは30歳。すでに家庭を持っている。ところが突然、生活の変化を夢見て、何の計画もなくこれまでの職を捨て、建設現場監督となるための職業訓練を受けることを決意。訓練所で様々な境遇からやってきた訓練生たちと生活をともにするが、そこで彼は一人の青年マヌーと出会う…。
主演は『コナン大尉』で注目を浴びた若手俳優サミュエル・ル・ビアン。製作に映画好きで知られるアニエスb.が参加している。 |
| 『少年たち』PETITS FRERES |
|
『ポネット』のドワイヨン監督が少年の魂を描く珠玉の一編。 音楽のオクシモ・プッチノにも注目。 |
| 1998年作品/カラー/92分 監督・脚本=ジャック・ドワイヨン/製作=マラン・カルミツ/撮影=マニュエル・テラン/編集=カミーユ・コット/音楽=オクシモ・プッチノ/出演=ステファニー・トゥリー、イリエス・セフラウイ、ムスタファ・グマン |
|
義理の父親とそりが合わず、愛犬キムを連れて家出した13才の少年タリアは、パリ郊外のパンタンで同世代の4人の少年たちと知り合う。彼らはタリアの愛犬キムを盗もうと思いつくが…。
外国人居住者が多いパンタンを舞台に、『ポネット』のドワイヨンがマイノリティの少年達への共感と共に、無責任な大人達の暴力と愛、乱暴さと幼稚な感情が交差する中で心の真実を描く珠玉の一篇。
フレンチ・ヒップホップのホープで、新世代ラップの象徴的存在であるオクシモ・プッチノが音楽を担当しているのも話題。 |
| 『ロベールとは無関係』RIEN SUR ROBERT |
|
名脚本家ボニツェールの監督作。 演技派ルキーニ主演のヒューマン・コメディ。 |
| 1998年作品/カラー/105分 監督=パスカル・ポニツェール/製作=カトリーヌ・シュリディス/脚本=リディ・マイア/撮影=クリストフ・ポロック/美術=エマニュエル・コンスタンティニデス/出演=ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルラン、ヴァレンティナ・チェルヴィ |
|
コラムニストのディディエは、軽い気持ちで書いた記事のせいで人生が急落下。恋人に去られ、途方に暮れるディディエの前に不思議な娘オーレリーと自分によく似たジェロームと名乗る男が現れる。さまざまな出来事を通してディディエは何の犠牲もなしに記事を書いたり人を愛したりできないのだということを学んでゆく…。
『美しき諍い女』『パリでかくれんぼ』の脚本家としてすでに活躍中のポニツェール監督が洒落たセリフと小気味よいテンポで、人生の尊さをさりげなく描くヒューマン・コメディ。主演のファブリス・ルキーニの本名がロベールで、監督は潜在的に主役ディディエはルキーニをイメージしたと語る。 |
| 『幸運と必然(原題)』HASARDS OU COINCIDENCES |
|
愛する者の死。その哀しみを乗り越えていく女性を、 名匠クロード・ルルーシュが温かく描く。 |
| 1998年作品/カラー/120分/配給=シネマパリジャン 監督・脚本=クロード・ルルーシュ/撮影=ピエール・ウィリアム・グレン/美術=ジャック・ビュフノワール/音楽=フランシス・レイ、クロード・ボリング/出演=アレッサンドラ・マルティネス、ローラン・イレール、ピエール・アルディティ、ジェフリー・オロンニュ |
|
バレエ・ダンサーで女優でもあったミリアム。別れた夫との思い出を胸に、ヴェニスを旅する彼女の前に温かい人柄の画家ピエールが現れる。美しいダンスシーンとロケーションに彩られ、ルルーシュ監督の新しい傑作と呼び声も高い“癒しと再生の物語”。撮影はイスタンブール、ヴェニス、ドーヴィル、アカプルコ、フロリダなど世界各地で行われた。『男と女 嘘つきな関係』『レ・ミゼラブル』に続き、ルルーシュ夫人で元プリマドンナのアレッサンドラ・マルティネスが主演し、素晴らしいダンスを披露している。華麗な音楽はもちろんルルーシュ作品になくてはならないフランシス・レイ。 |
| 『ママの贈り物』LE CADEAU DE MAMAN |
|
母親の誕生日プレゼントに悩む少年の物語。 |
| 1998年作品/カラー/20分 監督・脚本=パトリック・アルビス/製作=サマータイム/撮影=エリック・ウィベール/美術=ジェラルディヌ・パン/音楽=フレデリック・ショパン/出演=フィリップ・デタール、ソフィール・テリエ、アイサ・マイガ |
| 『カミーユ』CAMILLE |
|
複雑な家庭の人間関係をみつめる子供の視点。 |
| 1998年作品/カラー/8分30秒 監督・脚本=ファブリス・ゴベール/製作=ナダ/撮影=ジュスティーヌ・ブルガード/美術=ソフィー・レイノ/音楽=ファブリス・ゴベール/出演=アドリアン・ピエール、フランソワ・パティシエ、マチュー・クレポー |
| 『ハエ戦争』MOUCHERIE |
|
若い女性がハエを相手に戦いを挑む。 |
| 1998年作品/カラー/3分40秒 監督=ドゥニ・ベルナール/製作=ビー・ボップ・プロダクション/撮影=ピエール・ユーグ・ガリアン/美術=フロランス・ルグラン、ジル・リボ/音楽=ベルトラン・ランクロ/出演=ガエル・ロード |
| 『最後の発明』DERNIERE INVENTION |
|
アパートの一室で、持ち物たちが主人に反抗しはじめる。 |
| 1998年作品/カラー/8分 監督=ロロ・ザザール/製作=オデッサ・フィルム/脚本=ロロ・ザザール、フランク・ネーニュ/撮影=ジョルジュ・ルーカン/美術=クロード・デュモン/出演=ロロ・ザザール |
| 『マーズ』MAAZ |
|
巨大な砂漠のような都市で、マーズは走る。 山高帽を深くかぶり、地面まで届くほどの重たいケープにすっぽりと身を包み、彼はいったい何に向かって走っているのか? |
| 監督=クリスチヤン・フォルクマン/製作=オニクス・フィルム/撮影=ジャン・ルイ・パディ/音楽=ジブリル・ラバディ/出演=クリスチヤン・フォルクマン、マリー・ソフィー・ウィルソン・カー |
| 『何も言わずに』RIEN DIRE |
| 1998年作品/カラー/10分 監督=ヴァンサン・ペレーズ |
| 『最後の手段』EN DESESPOIR DE CAUSE |
| 1998年作品/カラー/25分 監督=ヴァンサン・ルーリー |
| 『ブラインド』BLIND |
|
アメリカ在住の日本人監督による、アメリカ人スタッフと撮り上げた作品。 |
| 監督・脚本=小西未来 |
| 『父の跡をたどって』JE REGLE MON PAS SUR LE PAS DE MON PERE |
|
『リディキュール』の脚本家ウォーターハウスの監督作。 最新作でレオナルド・ディカプリオと共演の新星ギヨーム・カネにも注目。 |
| 1999年作品/カラー/88分 監督=レミ・ウォーターハウス/製作=エマニュエル・ルグラン/脚本=エリック・ビゴ/撮影=パトリック・ブロシエ/美術=アリヌ・ボネット/出演=ジャン・ヤンヌ、ギヨーム・カネ、ロランス・コート、イヴ・レニエ |
|
父と再会するために全てを賭ける決意をした青年。しかし、父は冷たく彼を拒絶。そのため青年は身を偽って、密かに父のそばに潜り込む。
監督のウォーターハウスは脚本を手掛けた『リディキュール』と同様、本作でも“正当性の追求”と“言葉の中に含まれる暴力”をテーマとして描いている。母を亡くし父に会いたいと願うナイーブな青年を演じる主演のギヨーム・カネは最新作『ザ・ビーチ(原題)』でレオナルド・ディカプリオと共演している若手注目株。 |
| 『カーニバル』KARNAVAL |
|
カーニバルの色彩。熱気。興奮。 新進女優シルヴィ・テスチュの魅力がカラフルな輝きを放つ恋物語。 |
| 1998年作品/カラー/88分 監督=トマ・ヴァンサン/製作=アラン・ロザーヌ/脚本=トマ・ヴァンサン、マキシム・サシエ/撮影=ドミニク・ブイュレ/出演=アマール・ベン・アブダラ、シルヴィ・テスチュ、クロヴィ・カルニャック |
|
北の港町、ダンケルク。青年ラルビは新しい生活を求めて南仏に旅立とうとするが、列車に乗り遅れ、そこで一組の男女に出会う。カーニバルの熱気迸る2月のダンケルクを舞台にした色鮮やかなラブ・ストーリー。アマール・ベン・アブダラは新人ゆえのぎこちなさがかえって大きな魅力となり、“フランスにいる異邦人の姿”を上手く表現している。クロヴィ・カルニャックの好演が光る。そして、この映画で旋風を巻き起こした女優シルヴィ・テスチュは必見。 |
| 『今日からスタート』CA COMMENCE AUJOURD'HUI |
|
タヴェルニエ監督が社会の歪みにさらされる子供たちを見つめ、 人間の愛と優しさを求めた心温まる物語。 |
| 1999年作品/カラー/117分 監督=ベルトラン・タヴェルニエ/製作=アラン・サルド、フレデリック・ブルブロン/脚本=ベルトラン・タヴェルニエ、ドミニク・サンピエロ、ティファニー・タヴェルニエ/撮影=アラン・ショーカー/出演=フィリップ・トレトン、マリア・ピタレシ、ナタリー・ベキュ、ナディア・カシ、ベロニク・アタリ |
|
幼稚園の園長であるダニエルは、ある貧しい少女の家庭に優遇措置をとったために、地方議員たちから批判を受ける。やがて幼稚園は危機を迎えるが、彼は妻と共に困難を乗り越えようとする。名匠タヴェルニエがフランス社会の歪みにさらされる子供たちを見つめ、その中に希望を見出そうとした心温まる物語。
撮影の行われた地方は特に不況の影響を受けている場所である。これまでも、『天使が見た夢』('98)『ジーザスの日々』('97)等のロケ地としても使われた。ドミニク・サンピエロは自らの25年間の教師生活から本作の脚本を執筆した。 |
| 『これが人生?』C'EST QUOI LA VIE? |
|
普通の人生の中にある不思議と偶然を、優しく描いたヒューマン・ストーリー。 |
| 1999年作品/カラー/115分 監督・脚本=フランソワ・デュベイロン/製作=モーリス・ベルナール/撮影=テツオ・ナガタ/出演=エリック・カラバカ、ジャック・デュフィロ、イザベル・ルノー、クロディヌ・マヴロ |
|
農家の暮らしに不安を抱いている息子ニコラ。父の自殺をきっかけに、家族が少しずつ離ればなれになって行く。ニコラも新しい場所での人生を切り開こうとするが、かつて祖父たちが住んでいた土地でマリアという娘に出会い、一目惚れしてしまう。かくしてこの土地を新天地と決めたニコラの新しい生活が始まった。アンゲロプロス監督の話題作『永遠と一日』のイザベル・ルノーが出演している。 |
| 『ベル・ママン』BELLE MAMAN |
|
あのドヌーヴがラップも披露! 『ペダル・デュース』のアギオン監督の大ヒットコメディ。 |
| 1999年作品/カラー/102分 監督=ガブリエル・アギオン/製作=グザヴィエ・カスタノ/脚本=ガブリエル・アギオン、ダニエル・トムソン/撮影=ロマン・ウィンディング/音楽=ブリュノ・クレ/出演=カトリーヌ・ドヌーヴ、ヴァンサン・ランドン、マティルド・セニエ、リニ・ルノー |
|
今日は待ちに待った結婚式。神の前で永遠の愛を誓ったその直後、新郎アントワーヌの心を一瞬にして虜にしたのは、なんと花嫁の母だった…。個性的な大物キャストに囲まれて、『ペダル・デュース』のアギオン監督がまたまた放つアブナイ世界。アギオン監督たっての希望でカトリーヌ・ドヌーヴがコメディに挑戦。彼女は50歳にもかかわらず魅力的な義母を見事に演じ、劇中でラップも披露している。パリと均衡の上映館では5日間で10万人の観客動員数を記録し大ヒット。 |
| 『カジモド』QUASIMODO D'EL PARIS |
|
人気俳優ティムシットの初監督作品は、ノートルダムのカジモドを大胆に飛躍させた斬新なコメディ。 |
| 1998年作品/カラー/100分 監督=パトリック・ティムシット/製作=ルネ・クレトマン/脚本=ジャン・フランソワ・アラン、ラフィ・シャール/美術=カルロス・コンティ/撮影=ヴァンセンゾ・マラノ/出演=パトリック・ティムシット、メラニー・ティエリー、リシャール・ベリ、ヴァンサン・エルバス |
|
教会の鐘つきで気の優しいカジモドが、女性ばかりを狙った連続殺人事件の容疑者に!名誉挽回、カジモドの真犯人探しが始まる。「ノートルダムの鐘」を大胆に飛躍させた独創的なセンス溢れるコメディ。『ペダル・デュース』などの人気俳優ティムシットが初監督し、以前からやってみた勝ったという主役のカジモドも演じている。また、メラニー・ティエリーがこれまでの“ブロンドで青い目”というイメージとは全く違ったエスメラルダを演じているのも新鮮。 |
|
『幸せな日々』NOS VIES HEUREUSES 第52回カンヌ国際映画祭コンペ部門出品 |
|
エリック・ゾンカ(『天使が見た夢』に続くフランス映画界の有望株、ジャック・マイヨ監督の処女長編。 |
| 1998年作品/カラー/145分 監督=ジャック・マイヨ/製作=ロラン・ベネギ/脚本=ジャック・マイヨ、エリック・ヴァニアール/撮影=リュック・バジェス/出演=オリヴィエ・ピ、アラン・ベジェル、カミーユ・ジャピー、サラ・グラパン、サミ・ブアジラ |
|
退院したばかりのジェリー、モロッコからやって来たアリ、失恋したエミリー、コックのルーカス、写真が趣味のセシル、攻撃的なジャン・ポール。6人の友人たちの人間関係をデリケートに描く。短編映画で数々の国際的な賞を受けたジャック・マイヨの期待の初長編。監督の友人で、モロッコ人と暮らしている女性の実際のストーリーに基づいて作られた。 |
| 『大浸水』TOUT BAIGNE |
|
ヒット・メイカー、アラン・テルジアン製作。 破茶目茶なシチュエーションのドタバタ・コメディ。 |
| 1999年作品/カラー/90分 監督=エリック・シヴァニャン/製作=アラン・テルシアン/脚本=パスカル・エイブ、ロラン・マルシシオ、ティエリー・ニコラ、オード・ティリオン/撮影=クリストフ・ボーカルヌ/出演=イザベル・ジェリナ、フランソワ・モレル |
|
奇人変人が集まっていた家が突然浸水!?しかも、そこで妊婦が産気づいてしまった!? 『パパラッチ』や『ディディエ』でおなじみのイザベル・ジェリナをコメディエンヌに迎えて、舞台喜劇で有名なエリック・シヴァニャンが初監督したドタバタ・コメディ。ジャン・レノが主演した『おかしなおかしな訪問者』('93)などで知られるヒット・メイカー、アラン・テルジアンがプロデュース。 |
| 『ボーダーライン』MILLE BORNES |
|
フレッシュな才能として今注目を浴びるアラン・ベジェルの監督デビュー。 広田レオナが特別出演。 |
| 1999年作品/カラー/103分 監督・脚本=アラン・ベジェル/製作=ロラン・ベネギ、シドニ・ビュマス/撮影=リュック・パージュ/美術=パトリック・オレル/音楽=ロラン・コック、ベンジャン・ラファエリ/出演=エマ・ドゥ・コーヌ、ピエール・ベリオ、ラファエル・クレプゼール、ニコラ・アブラム、ブリュノ・ソロ、アラン・ベジェル、広田レオナ |
|
「彼の遺体をベニスに運んでほしい」という死んだ仲間の遺言を実行するために集まった、5人の青年と一人の少女。高校時代からの親しい仲間たちの友情と、悲劇から立ち上がる力を描いた物語。
撮影はフランス、スイス、イタリアを横断して行われた。ベジェル監督が死んだ友人ロマンを演じている。ロマンの父親と知り合う、少しエキセントリックな女性の役で特別出演している広田レオナはエンディングテーマも演奏している。 |
| 『ギャルソンヌ』LE DERRIERE |
|
ヴァレリー・ルメルシエのキュートでファニーな監督2作目。 スッ飛んでるのに胸熱くなるゲイ・ストーリー。 |
| 1999年作品/カラー/102分 監督=ヴァレリー・ルメルシエ/製作=アイサ・ジャブリ、ファリ・ラウアサ、マニュエル・マンズ/脚本=オード・ルメルシエ、ヴァレリー・ルメルシエ/出演ヴァレリー・ルメルシエ、クロード・リッシュ、デュードネ |
|
ようやく捜しだした父親はバリバリのホモセクシャルだった。この事実を受け入れる最善策として彼女が思いついたのが、自分を彼の“息子”と思わせ、コテコテのゲイファッションに身を固めること。
『カドリーユ』に続いてのキュートでファニーなルメルシエの2作目は、妹オードとの共同脚本で同性愛の世界を描く。前作同様、ルメルシエ本人が主演している。 |
| 『ヴィーナス・ビューティー(原題)』VENUS BEAUTE(INSTITUT) |
|
映画ファンに愛され続ける女優ナタリー・バイの最新主演作。 新しい恋愛ドラマの秀作。 |
| 1998年作品/カラー/105分/配給:アルシネテラン 監督・脚本=トニー・マーシャル/製作=ジル・サンドス/撮影=ジェラール・ドゥ・バティスタ/出演=ナタリー・バイ、ビュル・オジエ、サミュエル・ル・ビアン、ジャック・ボナフェ、マティルド・セニエ |
|
エステティック・サロンで働くアンジェルの恋愛を中心に、その同僚たちやサロンの経営者など世代も個性も異なる女性たちに焦点をあてた軽妙なドラマ。アンジェルは仕事が終わると毎夜出会いを求めて街に出るが、男性との真実の愛を信じてはいない。そんな彼女がある朝、偶然出会ったアントワーヌに恋をする。
トリュフォーの『緑色の部屋』での名演が印象的なナタリー・バイが主演で、トニー・マーシャル作品は『ならず者の子供たち』に続いて2度目。『髪結いの亭主』を彷彿とさせる最新ヒット作。 |