映画初出演作は、エスメ・ラマーズ監督の『トムとトーマス』(2002)。12歳でトムとトーマスの一人二役を演じ、その可愛らしい演技で高い評価を得る。その他の主な映画出演作には、チャーリー・チャップリン役を演じた、ジャッキー・チェン主演の『シャンハイ・ナイト』(2003)、主演を務めたリチャード・クラウス監督の『The Thief Lord』(2006)、エドワード・ノートン演じるアイゼンハイムの子供時代を演じた『幻影師アイゼンハイム』(2006)、グリンダ・チャーダ監督の『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』(2008)、キャリー・マリガンとの共演作『The Greatest』(2009)などがある。また、マーク・ミラーの大人気アメコミをマシュー・ヴォーン監督が映画化した『Kick-Ass』(2010)でも、主演のデイブ(Kick-Ass)役を務めており、すでに『Kick-Ass 2: Balls to the Wall』への主演も発表されている。また今後の待機作には、中田秀夫監督の『チャットルーム』(原題)などがある。
今後の待機作には、パヴェル・パヴリコフスキー監督作、イーサン・ホークと共演する『The Woman in the Fifth』、ロバート・パティンソン、クリスティーナ・リッチ、ユマ・サーマンらと共演する『Bel Ami』、ラッセ・ハルストレム監督の最新作『Salmon Fishing in the Yemen』などがあり、その才能、エレガントな美しさ、演技への打ち込み方で世界中から高い評価を得ている女優である。
チャンネル4で長年放映されている人気コメディ「Shameless」(2004〜)でのフランク・ギャラガー役で有名なイギリスの人気俳優。この「Shameless」での演技で2006年の最優秀コメディ・パフォーマンス賞、王立テレビ協会テレビジョン賞の最優秀男優賞を受賞している。他のテレビ出演作には、彼がブレイクするきっかけとなった「The Life and Adventures of Nicholas Nickleby」(1989)や、BBCの「MI-5」(2005)などがある。
13歳の時に手違いでリバプール・プレイハウスでの「から騒ぎ」のオーディションを受けることになり、それがきっかけで演技を始めたが、その後も順調に役者の道を進んでいる。長編映画デビュー作はブルース・ウェブ監督の『The Be All And End All』(2009)で、本作でのピート・ショットン役は長編出演2作目となる。
1988年にドキュメンタリーやアート番組製作のためにエコッセ・フィルムズを設立。1997年には初の長編映画、ジョン・マッデン監督作、ジュディ・デンチ主演の『Queen Victoria 至上の恋』の製作総指揮にあたる。この映画は12の国際映画賞を受賞、英国アカデミー賞のプロデューサー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされ、アカデミー賞でも2部門にノミネートされた。
1994年にドラマ部門の立ち上げのためにダグラス・レイが立ち上げたエコッセ・フィルムズに参加。後に取締役、共同経営者となる。ジョン・マッデン監督の『Queen Victoria 至上の恋』(1997)年の脚本制作に携わり、この映画は後に12の国際映画賞とオスカー2部門でのノミネートという素晴らしい結果を残す。その後ケイト・ブランシェット主演作『シャーロット・グレイ』(2001)の製作総指揮にあたる。他の製作作品には、アン・ハサウェイ、ジェームズ・マカヴォイ主演の『ジェイン・オースティン 秘められた恋』(2007)、ジェイ・ラッセル監督の『ウォーター・ホース』(2007)などがある。