「第23回東京フィルメックス」ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集

●2022年10月29日(土)〜11月6日(日)
●有楽町朝日ホールにて

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『ふたつの時、ふたりの時間』"What Time is it There?"
2001年/台湾、フランス/116分/監督:ツァイ・ミンリャン( TSAI Ming Liang )
時計を扱う露天商の男が、パリに旅立つ直前の女と出会う。彼女とのささやかな思い出にとらわれた男は、台北中の時計をパリ時刻に合わせていく。一方、女は異郷で孤独な生活を送る。女がパリの公園のベンチで出会う男として、ジャン=ピエール・レオーが出演している。


 


『西瓜』"The Wayward Clou"
2005年/台湾/114分/監督:ツァイ・ミンリャン( TSAI Ming Liang )
形式的には『ふたつの時、ふたりの時間』の続編的な内容の作品で、記録的な暑さで水不足になった街を舞台に、西瓜の水分やトイレの水で何とか凌ぐ登場人物たちの姿が、時折ミュージカルシーンを挟みながら描かれる。2005年のベルリン映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞。


 


『ヴィザージュ』"Face"
2008年/フランス、台湾/141分/監督:ツァイ・ミンリャン( TSAI Ming Liang )
フランスで「サロメ」をモチーフに映画を撮ろうとする監督をめぐる夢幻的な世界。ルーブル美術館を舞台にして、ジャン=ピエール・レオー、ファニー・アルダン、ジャンヌ・モローも出演。第10回東京フィルメックスのオープニングで上映された。日本での劇場未公開作品。