『SLC PUNK!!!』
mainpicture 11月18日よりBOX東中野にてロードショー

1999年/アメリカ/カラー/1時間37分/ドルビー

◇監督・脚本:ジェームス・メレンディノ ◇製作:サム・メイデュー、ピーター・ワード ◇製作総指揮:ヤン・デ・ボン、マイケル・ペイサー、アンドレア・クルザーゲ ◇撮影:グレッグ・リトルウッド ◇美術:シャルロッテ・マルムロフ ◇美術:フィオラX ◇編集:エスター・P・ラッセル ◇配給:ポニーキャニオン+スローラーナー

◇キャスト:マシュー・リラード、マイケル・グールジャン、アナベス・ギッシュ、ジェニファー・リーエン






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【解説】

これは、2匹のPUNKSの物語。
素晴らしい街でパンクをやるのはキビしいし、真のアナーキーな人生は大変だ…。


スティーボとヘロイン・ボブは、パンクス。アメリカはユタ州ソルト・レイク・シティ。この街でパンクスをやるのはキビしかった。アナーキーな人生を送ろうと思っていたのに、SLC(ソルト・レイク・シティ)は、人々は優しくておとなしい、すばらしい街。ファション・パンクスに、ハーバード大へ進学しろとしつこい父。 ライブにハッパにパーティーにネオ・ナチとの喧嘩に明け暮れる日々。ダチはホームレスになったり、街を出ていって、気がつけば、最期に残ったのは俺たち二人。いったい何やってんだか。憂鬱(ブルース)が俺の胸に押し寄せる。華麗なる人生の浪費を決め込もうと思ったのに、現実は…。イジけた14歳のガキの頃、俺たちが見つけた“新しい世界”。それがパンクだったんだ!これから、どうなっちゃうんだろう?

監督は、弱冠30歳のジェームズ・メレンディノ!!
「放火に暴動、でもユーモアさえわすれなきゃ、なんでもOK!」(監督談) これぞパンク!



 


【ストーリー】

スティーボとヘロイン・ボブは、パンクス。アメリカはユタ州ソルト・レイク・シティ。この街でパンクスをやるのはキビしかった。アナーキーな人生を送ろうと思ったのに、SLC(ソルト・レイク・シティ)は、人々は優しくておとなしい、すばらしい街。ファッション・パンクスに、ハーバード大へ進学して、自分と同じ弁護士になれとしつこい父親。パンクとは何か?その答えを求め青春をさまようスティーボ。ヘロイン・ボブは、名前に反してドラッグが嫌い。ついでに言えば、注射も嫌い。そして、ライブにハッパにパーティーにネオ・ナチとの喧嘩に明け暮れる日々。ダチはクスリのヤリ過ぎでイカれてしまいホームレスになったり、街を出ていって二度と帰ってこなかったり…気がつけば、最期に残ったのはスティーボとヘロイン・ボブ二人。いったい何やってんだか。憂鬱(ブルース)が俺の胸に押し寄せる。
華麗なる人生の浪費を決め込もうと思ったのに、現実は…。恋人が別の男とセックスしているのを見てしまって、嫉妬に狂ってしまうスティーボ。彼女とはクールな、自由を認めあっていた関係だったはずなのに…。アナーキーだなんて言いながら、自分が保守的な男、体制的な人間であることに気づかされてしまう。おまけに、パーティーであった女子高校生の小娘に、自分のパンクがスタイルだけだと批判されたのに、彼女に一目惚れしてしまう。ある朝、目を覚ますと別の部屋で眠っていたヘロイン・ボブは、冷たくなっていた。前の夜のパーティーで深酒していた上に、鎮静剤を飲み過ぎていたのがマズかった。とうとう、一人になってしまったスティーボ。イジけた14歳のガキの頃、二人が見つけた“新しい世界”。それがパンクだったんだ!これから、どうなっちゃうんだろう?二人のパンク…。

 


【キャスト&スタッフ】

■マシュー・リラード(スティーボ)

1970年・アメリカ生まれ。パンクとは何か?その答えを求め青春をさまよう主人公スティーボを演じる。『シリアル・ママ』(1994)などでチラチラと目立った活動を重ねていた彼がブレイクしたのは『スクリーム』(1996)の○○役(観てない人のため伏せ字にします)。特徴的な顔と共に一躍脚光を浴び、後先考えずに1998、1999年で10本もの映画に出演した働き者。


■マイケル・グールジャン(ヘロイン・ボブ)

1971年・アメリカ生まれ。『タクシードライバー』トラヴィスに親しみ易さをミックスしたようなモヒカン男、ヘロイン・ボブ役。『リービング・ラスベガス』(1995)、『フラッド』(1998)など、大きな役ではないがいろんな映画に出ている隠れた売れっ子(1999年に6本!)で、エミー賞(助演男優賞)受賞歴もある演技派。


■アナベス・ギッシュ(トリッシュ)

1971年・アメリカ生まれ。ボヘミアン・クィーン、そしてヘロイン・ボブの女神トリッシュ役。『ミスティック・ピザ』(1988)、『ワイアット・アープ』(1994)など映画の出演もあるが、活躍の場は主にTV。


■ジェニファー・リーエン(サンディ)

1974年・アメリカ生まれ。ボブ→スティーボ→殴られる男、体一つで世間を渡り歩く女サンディ(するとボブとスティーボは兄弟なのか?)を演じる。13歳の頃から舞台を中心に演劇活動を始め、TVシリーズ(『スター・トレック/ヴォイジャー』他)の出演を経て、『アメリカン・ヒストリーX』で映画進出。


■クリストファー・マクドナルド(父親)

ヒッピー崩れでヤリ手の弁護士、スティーボの父親役。幅広い役柄をこなす演技力と濃厚な顔は『クイズ・ショウ』(1994)、『パラサイト』(1998)などで堪能できる。


■デヴォン・ソーワ(ショーン)

1978年・カナダ生まれ。クスリのヤリ過ぎでイカれてしまったショーン役。『Born to be ワイルド』(1997)、『アイドル・ハンズ』(1999・ビデオ)などでメインキャストをこなし役者として順調にキャリアを重ねているので、スキッ歯といえども侮るなかれ。米国ではプロマイド売上が急上昇中、らしい。


■サマー・フェニックス(ブランディ)

1977(1978?)年アメリカ生まれ。スティーボが落ち着くきっかけとなる聡明な美少女ブランディ役。海の向こうの注目株女優。環境問題の活動家だそうで、役柄同様、芯のある人みたい。


■ジェームズ・デュヴァル(モッズのジョン)

1973年・アメリカ生まれ。モッズとパンクを行ったり来たりの外交官ジョン。NYインディーズ映画界の雄グレッグ・アラキ作品『ドゥーム・ジェネレーション』(1994)、『ノーウェア』(1997)主演後、ハリウッド進出中の実力派。


■ティル・シュヴァイガー(マーク)

キレると恐いサイコなプッシャー、マーク。資料によると“ドイツのブラッド・ピットと呼ばれるヨーロッパの大人気俳優”。日本公開されたドイツ映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』(1999)では主演を務めた。『リプレイスメント・キラー』(1998)、『裏切りのKISS』(1999・ビデオ)などアメリカ映画にも少しずつ出演中。


■ジェームズ・メレンディノ(脚本・監督)

1967年生まれ、ソルトレイクシティで育つ。1991年、映画学校に通っていたメレンディノは「学校じゃ映画は撮れねぇ、とにかく現場だ!」ということで学校を飛び出し業界に就職。ホラーシリーズ『ウィッチクラフト4』(1992・未公開)の監督と脚本を手がける。


■サム・メイデュー(製作)

ジェームズ・メレンディノの近作4本でプロデューサーを務めるメレンディノの 盟友。製作プロダクションの社長である。


■ピーラー・ワード(製作)

演劇とアートフィルムのプロデュース、パンクバンドのメンバーという落ち着きのない職歴を経て映画界へ。メレンディノ監督作『Magicians』でもプロデュー サー。


■ヤン・デ・ボン(製作総指揮)

初監督作『スピード』(1994)の大ヒット以降、ひたすらビックバジェット&メガヒット路線(『ツィスター』(1996)、『ホーンティング』(1999)など)を突っ走るヤン・デ・ボン。オランダ出身、ヨーロッパ映画界を代表する撮影監督して名を馳せ、80年代に入り活躍の場所をハリウッドへ。『ダイ・ハード』(1988)、『ブラック・レイン』(1989)、『氷の微笑』(1992)を撮影、その後監督業にも進出している。


■マイケル・ペイサー(製作総指揮)

『カメレオンマン』(1983)、『カイロの紫のバラ』(1985)などウッディ・アレン作品 のプロデュースを担当後、ディズニースタジオのプロデューサーに。ヒット作を いくつか生み出した後、フリーになり『スピード2』(1997)のプロデューサーを担当。


 

【サウンドトラック】

Ramones
 "Cretin Hop" "She's The One"
Generation X
 "Kiss Me Deadly"
Adolescents
 "Amoeba"
Exploited
 "Sex & Violence"
Dead Kennedys
 "Kill The Poor"
The Stooges
 "We Will Fall" "Little Dall" "1969"
Fifi
 "Mirror In The Bathroom"
Fear
 "I Love Livin' In The City"
Adam Ant
 "Beat My Guest"
Moondogg
 "Gasoline Rain"
The Specials
 "Too Hot" "Gangsters"
Blondie
 "Dreaming"
The Velvet Underground
 "Rock & Roll"
Spandau Ballet
 "She Loved Like Diamonds"
Camper Van Beethoven
 "No More Bullshit"
Ludwing Van Beethoven
 "Moonright Sonata"
Wolfgang Amadeus Mozart
 "Reqyiem"
Les Paul Trio
 "Lazy River"
Rush
 "The Trees"
Roger Roger
 "Through The Town"
John Sbarra
 "Champaign Breakfast"
D. Roberts
 "Bluegrass Blues"
The Bets
 "Pay Back"
Whiskey Biscuit
 "Little Ocean"
8 Bucks Experiment
 "Train Wreck" "One of These Days"
Van Halen
 "Hot For Teacher"
Mior Threat
 "Look Back & Laugh"
Roxy Music
 "Mother of Pearl"
The Vandals
 "Urban Struggle"
Ted Nugent
 "Stranglehold"
Sucide Machine
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