『バトルロワイアル』BATTLE ROYALE
mainpicture 2000年12月16日より丸の内東映ほかにて全国ロードショー

2000年/日本//東映、アム アソシエイツ、広美、日本出版販売、MFピクチャーズ、WOWWOW、ギャガ・コミュニケーションズ/配給:東映

◇監督:深作欣二 ◇原作:高見広春 ◇企画:佐藤雅夫、岡田真澄、鎌谷照夫、香山哲 ◇エグゼクティブ・プロデューサー:高野育郎 ◇製作:「バトルロワイアル」製作委員会 ◇製作協力:深作組 ◇制服デザイン:BA-TSU

◇キャスト:藤原竜也、前田亜季、山本太郎、栗山千明、柴咲コウ、安藤政信、ビートたけし




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【解説】

新世紀の始め、ひとつの国が壊れた。 自信をなくした大人たちは子供を恐れ、 ある法案【=ゲーム】が可決された。


全国の中学3年生4万3000クラスの中から無作為に選ばれた1クラスを、最後の1人になるまで殺し合わせる新世紀教育改革法・通称【BR法】…1人ずつ支給される様々な凶器。ルールを破ると爆発する首輪。外界から遮断された無人島で、42名の中学生たちの、血塗られた3日間が唐突に、そしてあまりに理不尽に幕を上げてゆく…。

第5回日本ホラー大賞の最終選考に残りながら、審査員全員から「非常に不愉快」「こういうことを考える作者が嫌い」「賞のためには絶対マイナス」と、様々な非難を浴びながらも、衝撃的な内容と絶対的な娯楽性ゆえに、ひそかに原稿が廻し読みされた小説「バトル・ロワイアル」(太田出版)。刊行と同時に激しい賛否両論の嵐を巻き起こし、「このミステリーがすごい」で99年の作品中4位、「99ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR」ミステリー・ホラー・SF部門3位、「週刊文春・99傑作ミステリー」国内部門5位と高い評価を獲得した世紀末最高の話題作がついに映画化される!





3日以内に自分以外のクラスメート全員を殺すしか生き残る道はないという極限状況の中、必死に自らのアイデンティティを守ろうとする42名の中学生の青春に、緻密な構成と迫力の描写で迫る本作は、日本のエンタテインメントのあり方を根本的に覆す力を持つとともに、理解不能な凶行を繰り返す少年たちに怯える現代社会にも圧倒的な衝撃をともなった、えもいわれぬ感動を呼び起こすだろう。

監督は日本アクション映画の大御所・深作欣二。タランティーノやジョン・ウーなど世界的な監督にも大きな影響を与えた斬新でエネルギッシュな演出が、本作においても如何なく発揮される。そして生徒役の藤原竜也、前田亜季、山本太郎、栗山千明、柴咲コウ、安藤政信をはじめ、研ぎ澄まされた静かな狂気で42人の中学生たちの殺し合いを監視する冷酷な元教師・キタノをビートたけしが演じるなど、豪華で魅力的な顔ぶれがそろい、とまらない崩壊への道を転げ落ちる日本社会に強烈な疑問符を叩きつける!!



 


【ストーリー】

◆BR法とは?

飽和した世界経済はアジアのある国に大不況をもたらした。完全失業率は15パーセントを越え、1千万人もの失業者が全国にあふれていた。さらにこの年の全国の不登校児童・生徒数は80万人。校内暴力による教職員の殉職者は1200人に及んだ。BR法とは深刻化する学級崩壊、卑劣な少年犯罪の多発に業を煮やした国民の憤懣を解消し、困難を生き抜く強靭な生存能力を備えた青少年の養成、ひいては強い大人の復権を目指して公布された【新世紀教育改革法】の通称である。全国の中学3年生の中から毎年1クラスを、行動範囲の限られた一般人のいない場所に移送、1人ずつ地図(※1)や食料、様々な武器(※2)を支給し、最後の1人になるまで殺し合わせる。制限時間は3日間(※3)。生徒にはルールを破ると爆発する特殊な首輪(※4)の装着が義務づけられる。また期間中の対象者による殺人、傷害、銃器保持などの違法行為は全てその罪を問わないものとする。

※1地図…戦場をいくつかのエリアに分けた地図。逃走・潜伏手段を絶ち、生徒同士の遭遇機会を多くするため、数時間毎に侵入不可能な<禁止エリア>が増えてゆく。

※2武器…拳銃やボウガン、日本刀など殺傷能力の高いものや、探知機などサバイバルに必要なものなどバラエティに富んだ武器が事前に支給される。もちろん本人が武器を選ぶことはできない。中には何の役にも立たない<ハズレ>もある。

※3制限時間…3日以内に最後の1人が決まらない場合、生存している全ての生徒の首輪が一斉に爆発する。

※4首輪…BR法を円滑に推進するため、最新技術を結晶して開発された首輪。完璧な耐水性、耐衝撃性と、高性能マイク、GPS、心臓パルスをモニターするセンサーを備え、生徒の位置や会話、生死などの情報を常時、本部に送信している。また、禁止エリアに侵入したり、無理矢理はずそうとすると爆発する。


 




 


【キャスト&スタッフ】

■深作欣二(監督)

1930年7月3日生まれ。1953年東映入社。1961年千葉真一主演の『風来坊探偵・赤い谷の惨劇』で初監督。1973年にスタートした『仁義なき戦い』シリーズで映画界に旋風を巻き起こし“アクションの深作”の名を不動のものにする。1982年『蒲田行進曲」で各映画賞を独占。近作は『いつかギラギラする日』(1992)、『忠臣蔵外伝四谷怪談』(1994)、『おもちゃ』(1999)。そのダイナミックで攻撃的な作風は、クエンティン・タランティーノやジョン・ウーなど海外の監督にも多大な影響を与えている。


■高見広春(原作)

1969年1月10日生まれ。大阪大学文学部美学科卒、日本大学通信教育部文理学部中退。1991年から5年間、香川県の地方紙・四国新聞社で勤務した。同社では、記者として地方部、警察、行政、経済など各部署を転々。現在香川県在住、「バトル・ロワイアル」に続く第2作を鋭意執筆中。


■藤原竜也(男子15番・七原秋也)

1982年5月15日生まれ。蜷川幸雄演出による舞台「身毒丸」(1997)で鮮烈デビュー後、舞台、ドラマで活躍。主な出演作はTBS「L×I×V×E」、CX「恋ボーイ恋ガール」、ANB「天国のKISS」(1999)など。映画は『仮面学園』(2000)が初出演で初主演。


■前田亜季(女子15番・中川典子)

1985年7月11日生まれ。CMデビュー後、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍中。主な映画出演作は『トイレの花子さん』(1995)、『学校の怪談3』(1997)など。『風を見た少年』(2000)では声優として出演。


■山本太郎(男子5番・川田章吾)

1974年11月24日生まれ。数々の映画、ドラマ、バラエティー等で幅広く活躍中。主な映画出演作は、『岸和田少年愚連隊』(1996)、『マルタイの女』(1997)、『ラブ・レター』(1998)、『ビッグ・ショー!ハワイに唄えば』(1999)など。


■栗山千明(女子13番・千草貴子)

1984年10月10日生まれ。映画『死国』のヒロインでデビュー。CX「キャッチボール日和」TBS「コワイ童話 おやゆび姫」(1999)、映画『仮面学園』(2000)に出演。


■柴咲コウ(女子11番・相馬光子)

1981年8月5日生まれ。「ポンズダブルホワイト」(日本リーバ)のCMで一躍注目される。ANB「アナザヘブン」、映画『東京ゴミ女』(2000)に出演。


■安藤政信(男子6番・桐山和雄)

1975年5月19日生まれ。北野武監督の映画『キッズ・リターン』(1996)でデビューし、数々の新人賞を受賞。主な出演作は『アドレナリンドライブ』『鉄道員(ぽっぽや)』(1999)、『スペーストラベラーズ』(2000)など。


■ビートたけし(教師キタノ)

1947年1月18日生まれ。タレント“ビートたけし”として数々のレギュラー番組を持つ一方、映画監督“北野武”としては“HANA-BI”(1997)でベネチア国際映画祭金獅子賞を獲得するなど世界が注目する映画人でもある。“ビートたけし”としては大島渚監督『御法度』(2000)に続いての映画出演となる。また監督北野武として最新作『BROTHER』(2001)の公開が控えている。