■「三島由紀夫原作映画集」

期間:3月25日(土)〜28日(金)連日21:20より
料金:一般/学生1,200円
場所:中野武蔵野ホール


●3月25日(土)〜28日(火)

『潮騒』

1954年/96分/モノクロ/スタンダード/35mm/製作:東宝
監督◇谷口千吉
脚本◇谷口千吉、中村真一郎
キャスト◇久保明、沢村貞子、高島稔、青山京子

伊勢湾の小島を舞台に、婿取りのために島に呼び戻された美しい少女と、彼女に惹かれる船乗りの若者の青春物語り。五度も映画化されたベストセラーの初映画化。





●3月29日(水)〜4月1日(土)

『獣の戯れ』

1964年/94分/モノクロ/大映スコープ/35mm/製作:大映東京
監督◇富本壮吉
脚本◇舟橋和郎
キャスト◇若尾文子、河津清三郎、伊藤孝雄、加藤嘉

夫の虐待に堪える人妻に、夫の会社にアルバイトとして勤める若者が同情以上の想いを持ち始めたことによって奇妙な三角関係が生じてしまう風俗ドラマ。





●4月2日(日)〜5日(水)

『肉体の学校』

1965年/95分/モノクロ/東宝スコープ/35mm/製作:東宝
監督◇木下亮
脚本◇井手俊郎
キャスト◇岸田今日子、山崎努、中川ゆき、市川翠麗

裕福で自由な生活を送る同じ境遇の三人の女。月に一度例会を持つ三人は、ある日池袋のゲイバーを訪れる。そこには彼女らを魅了するアルバイトの学生がいた…。





●4月6日(木)〜9日(日)

『複雑な彼』

1966年/84分/カラー/大映スコープ/35mm/製作:大映東京
監督◇島耕二
脚本◇長谷川公之
キャスト◇田宮二郎、高毬子、佐野周二、中村伸郎

国際線のスチュワード、譲二。彼にはスパイ容疑、拳銃不法所持などの複雑な過去がある。そんな過去を知りつつも冴子は彼に惹かれてしまう…。(※16mmプリントでの上映)






●4月10日(月)〜14日(金)

『愛の渇き』

1972年/99分/モノクロ/日活スコープ/35mm/製作:日活
監督◇蔵原惟繕
脚本◇藤田繁夫(敏八)、蔵原惟繕
キャスト◇中村伸郎、浅丘ルリ子、山内明、石立鉄男

夫の死後も、大邸宅に住み続ける未亡人悦子。いつしか義父とも深い関係におちいっていくも、下男の三郎の若く粗野な肉体のたくましさに心惹かれる…。





●4月15日(土)〜21日(金)

『音楽』

1972年/104分/カラー/スタンダード/35mm/製作:行動社-ATG
監督◇増村保造
脚本◇増村保造
キャスト◇黒沢のり子、細川俊之、高橋長英、三谷昇

幼少の異常な性体験により性的快感を得られない女性を若い医師がフロイト的精神分析を行い、彼女の深層心理に潜む謎を暴き出していく…。





●4月22日(土)〜28日(金)

『金閣寺』

1975年/109分/カラー/スタンダード/35mm/製作:たかばやしよういちプロ+映像京都+ATG
監督◇高林陽一
脚本◇高林陽一
キャスト◇篠田三郎、柴俊夫、横光勝彦、島村佳江

金閣寺を炎の象徴として憧憬する青年の、金閣寺の徒弟となり自らの手で金閣寺を焼失させるまでの心の屈折を壮麗な映像で描く同名小説二度目の映画化。


 
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