■「第12回東京国際映画祭」ニッポン・シネマ・マスターズ
(10月30日(土)〜11月7日(日)/渋谷Bunkamuraほかにて)



ニッポン・シネマ・マスターズ 作品紹介

『おとうと』
1960年/98年/35mm/カラー  ◇監督:市川崑 ◇キャスト:岸恵子、川口浩、田中絹代 ◇配給:大映
 作家の父と後妻というコンプレックスを強く抱く母との間で、愛を与えられず不良化していく弟と、口喧嘩ばかりしながらも唯一心の通じ合う姉。恋人同士もかくやの美しい姉弟愛を、目配りのきいた色彩処理と画面構成で描きあげた作品。


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『暗殺』
1964年/103分/35mm/白黒  ◇監督:篠田正浩 ◇キャスト:丹波哲郎、岩下志麻、木村功 ◇配給:松竹
 文武に優れた浪人が、農村出身で何の門閥もないため極端なまでに権謀術策を用い、ついに勤皇・佐幕の両派から敵として狙われ非業の最期を遂げる姿を描く。司馬遼太郎の“幕末”というシリーズの中に収められている短編小説「奇妙なり八郎」の映画化。


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『青春残酷物語』
1960年/96分/35mm/カラー  ◇監督:大島渚 ◇キャスト:桑野みゆき、川津祐介、久我美子 ◇配給:松竹
 “おれたち自分を道具や売り物にして生きていくしかないんだ。世の中がそうなっているんだ”欲望のままに行動し、残酷な終末で追い詰められていく青年と少女を通じて、社会への敗北感にうちひしがれる青春の淋しさを描く。


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