【キャスト&スタッフ】
■ウディ・アレン(監督)
アメリカ映画界を代表する監督ウディ・アレン。多作家として知られ、平均年1本のペースで製作。すでに監督・主演の次回作『Small Time Crooks』(トレイシー・ウルマン、ヒュー・グラント共演)も完成させている。『ギター弾きの恋』では、ジャズ映画を撮るという長年の夢を遂に実現させ、またまた高い評価を受けている。
1935年12月1日、ニューヨークのブロンクス生まれ。ミッドウェイ・ハイスクール卒業後、50年代後半からシド・シーザーなどのコメディアンのためにテレビの台本書きを始める。60年代前半からコメディアンとして舞台に立つようになり、人気が出る。それを見た映画関係者の目にとまり、1965年のコメディ『何かいいことないか子猫チャン』で映画界入りをはたし、脚本・出演。1966年にパロディ映画『What's Up, Tiger Lily?』で演出を担当し、1969年に『泥棒野郎』で本格的なデビューを果たした。以後、『スリーパー』(1973)など監督・主演のコメディ作品を作り続けるが、ダイアン・キートンとの恋愛体験を投影した『アニー・ホール』(1977)で、アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞・主演女優賞(ダイアン・キートン)を獲得。『マンハッタン』(1979)では現代ニューヨークを撮る映画監督としてひとつの頂点を極めた。
80年代は『カメレオンマン』(1983)、『カイロの紫のバラ』(1985)、『ハンナとその姉妹』(1986)などの作品が高い評価を獲得し、『ハンナとその姉妹』では2度目のアカデミー賞脚本賞に輝いている。この時代、ダイアン・キートンにかわって、ミア・ファローが私生活上のパートナーとなったが、1992年に義娘スン・イーとの恋愛スキャンダルが世間を騒がせ、『夫たち、妻たち』(1992)を最後にミアとのコンビは解消した。その後も『ブロードウェイと銃弾』(1994)、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)、『セレブリティ』(1998)などの話題作を次々に発表。今や誰もが認めるアメリカ映画界の巨匠監督となった。今回の『ギター弾きの恋』はアレンにとって、30本目の監督作品。過去にアカデミー脚本賞候補に10回以上も上がり(うち2回受賞)、才人としての名誉をほしいままにしている。自身もジャズのクラリネット奏者して知られ、70年代のアカデミー賞発表の夜にセレモニーには出席せず、レギュラー出演しているクラブで演奏していたことは有名。90年代はヨーロッパに演奏ツアーに出かけ、この様子はドキュメンタリー映画『ワイルド・マン・ブルース』(1998)に収められている。1998年にはアニメーション『アンツ』(1998)の声のふき替えも担当。2000年にはダグラス・マクグラス、ピーター・アスキン監督の『Company Man』(2000)(共演シガニー・ウィーバー)、『Picking Up the Pieces』(2000)(アルフォンソ・アラウ監督)などの出演作も公開される。
<フィルモグラフィ(監督作品のみ)>
1.『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
2.『泥棒野郎』(1969)
3.『ウディ・アレンのバナナ』(1971、ビデオのみ)
4.『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう』(1972)
5.『スリーパー』(1973)
6.『ウディ・アレンの愛と死』(1975、ビデオのみ)
7.『アニー・ホール』(1977)
8.『インテリア』(1978)
9.『マンハッタン』(1979)
10.『スターダスト・メモリー』(1980)
11.『サマー・ナイト』(1982)
12.『カメレオンマン』(1983)
13.『ブロードウェイのダニー・ローズ』(1984)
14.『カイロの紫のバラ』(1985)
15.『ハンナとその姉妹』(1986)
16.『ラジオ・デイズ』(1987)
17.『セプテンバー』(1987)
18.『私の中のもうひとりの私』(1988)
19.『ニューヨーク・ストーリー』(1989)
20.『ウディ・アレンの重罪と軽罪』(1989)
21.『アリス』(1990)
22.『ウディ・アレンの影と霧』(1992)
23.『夫たち妻たち』(1992)
24.『マンハッタン殺人ミステリー』(1993)
25.『ブロードウェイと銃弾』(1994)
26.『誘惑のアフロディーテ』(1995)
27.『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)
28.『地球は女で回ってる』(1997)
29.『セレブリティ』(1998)
■ショーン・ペン(エメット・レイ)
"世界で2番目"を自称する天才ジプシージャズ・ギタリスト、エメット・レイを演じて2度目のアカデミー賞主演男優賞にノミネートとなる。
1960年8月17日、カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。父は演出家のレオ・ペン、母は女優のアイリーン・ライアン、弟クリスも俳優という芸能一家に生まれる。サンタモニカ・ハイスクール卒業後、ロサンゼルス・グループ・レパートリー・シアターで助手を勤めながら、演技の勉強を始め、ニューヨークの舞台「ハートランド」で絶賛される。1981年に『タップス』で映画ビュー。1982年『初体験/リッジモント・ハイ』のコミカルな演技が絶賛され、若手の個性派として注目される。その後も『カラーズ 天使が消えた街』(1988)や『ステート・オブ・グレース』(1991)などで、印象的な演技を見せる。常にアクターとして高い評価を獲得してきたが、それがひとつの頂点に達したのが死刑囚を演じて絶賛された『デッドマン・ウォーキング』(1995)。これで初めてアカデミー賞主演男優賞のノミネートとなる。また、1997年には『シーズ・ソー・ラヴリー』でカンヌ映画祭主演男優賞獲得。最近は『キャスティング・ディレクター』(1998)でヴェネチア映画祭主演男優賞を得ている。演技力への評価は年々、高くなっていく。
監督としても『インディアン・ランナー』(1991)や『クロッシング・ガード』(1995)を手がけて高い評価を獲得し、自身の製作会社、クライド・イズ・ハングリー・フィルムも設立。最初の妻はマドンナで、この頃、たびたび暴力事件を起こして問題になった。 現在は2度目の妻ロビン・ライト・ペンとのおしどりコンビぶりで有名。新作は英国のフィリップ・ハース監督の『Up at the Villa』(2000)。
<その他の主な作品>『バッド・ボーイズ』(1983)、『コードネームはファルコン』(1985)、『ロンリー・ブラッド』(1985)、『上海サプライズ』(1986)、『俺たちは天使じゃない』(1989)、『カジュアリティーズ』(1989)、『ゲーム』(1997)、『シン・レッド・ライン』(1998)
■サマンサ・モートン(ハッティ)
エメットに献身的な愛を捧げる口の不自由な娘ハッティを好演し、アカデミー賞助演女優賞、ゴールデン・グローブ賞他数々の賞にノミネートされた。現在、英国出身の個性派の若手女優として大きな注目を集めている。
1977年、英国ノッティンガム生まれ。セントラル・ジュニア・テレビジョン・ワークショップで、演技の指導を受け、13歳の時からテレビで活躍を始める。『心理探偵フィッツ』や『ブーン』などのテレビ・シリーズにゲスト出演。その後、『エマ』や『ジェーン・エア』などの文芸テレビ・ドラマでチャンスをつかむ。映画はカリン・アドラー監督の『アンダー・ザ・スキン』(1997)の演技が高く評価され、ボストン批評家協会賞や英国インディペンデント・フィルム賞などで、最優秀女優賞候補になった。その他の作品に『フル・モンティ』のマーク・アディとの共演作『Last Yellow, The』(1999)やデニス・ホッパー共演の『Jesus' Son』(1999)、ルパート・グレイヴス共演の『Dreaming of Joseph Lees』(1999)などがある。最新作は2000年の『Pandaemonium』。実生活では2000年5月に俳優、チャーリー・クリード・マイルズの娘を出産した。
■ユマ・サーマン(ブランチ)
作家志望のエメットの妻ブランチを演じる。『パルプ・フィクション』(1994)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされる。以後、ファッション・センスのある人気女優として活躍している。
1970年4月29日、マサチューセッツ州ボストン生まれ。心理学者と大学教授の両親のもとで生まれる。ニューイングランドの学校に在学中の時、15歳でニューヨークのエージェントに見いだされ、女優をめざしてニューヨークのプロフェッショナル・チルドレンズ・スクールに転校。デビュー作は『Kiss Daddy Goodnight』(1987)。1989年に『バロン』で女神ヴィーナスを演じ1988年に『危険な関係』でジョン・マルコヴィッチの相手役を演じて注目される。特に女優として注目されるきっかけとなったのが、ヘンリー・ミラーの妻役を演じた『私が愛した男と女 ヘンリー&ジューン』(1990)。『カウガール・ブルース』(1994)、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997)、『ガタカ』(1997)などで、どこか現実離れした不思議な個性を見せた。新作はローランド・ジョフィ監督の『宮廷料理人ヴァテール』(2000)と『The Golden Bowl』(2000)が待機中。夫イーサン・ホークとの間に一児あり。
<その他の主な作品>『ジェニファー8』(ビデオ、1992)、『恋に落ちたら』(1993)、『湖畔のひと月』(1995)、『ビューティフル・ガールズ』『好きと言えなくて』(1996)、『レ・ミゼラブル』(1998)、『アベンジャーズ』(1998)
■グレッチェン・モル(エリー)
エメットが最後にハントする女性エリーを演じる。『セレブリティ』(1998)に続き、アレン映画に出演するのはこれが2本目。最近では『ミュージック・フロム・アナザー・ルーム』(1998)で人気スター、ジュード・ロウと共演している。
1973年11月8日、コネチカット州ディープ・リバー出身。ウィリアム・エスパー・スタジオとアメリカン・ミュージカル・アンド・ドラマティック・アート出身。映画デビューはスパイク・リー監督の『ガール6』(1996)。『フューネラル 流血の街』(1996)、『グレイスランド』(1998)、キアヌ・リーヴス共演の『死にたいほどの夜』(1997)、マット・デイモン共演の『ラウンダーズ』(1998)、『クレイドル・ウィル・ロック』(1999)などに出演。新作はジョセフ・ファインズ共演の『Forever Mine』『13F』(1999)と、サマンサ・マシス共演の『Rules of Attraction』(2000)
■アンソニー・ラパグリア(アル)
エメットの妻の浮気相手、アルを演じる。舞台ではトニー賞受賞経験もある実力派。
1956年1月31日、オーストラリア、アデレード生まれ。教師や靴のセールスマンなど、さまざまな仕事を転々とした後、1984年に渡米して舞台で活動するようになる。映画のデビューは『ニューヨークの奴隷たち』(1989)。アラン・アルダ監督の『本日はお日柄もよく ベッツィの結婚』(ビデオ、1990)でギャングの役を演じ、以後、警官やギャングの役を得意とする。『依頼人』(1994)でもヒットマン役。舞台はアーサー・ミラー原作の「橋からの眺め」で98年のトニー賞ドラマ部門の最優秀主演男優賞を獲得。新作は『オータム・イン・ニューヨーク』(2000)と、ウディ・アレン共演、ダグラス・マクグラス監督の『Company Man』(2000)
<その他の主な作品>
『イノセント・ブラッド』(1992)、『エンパイア・レコード』(1995)、『トゥリーズ・ラウンジ』(1996)、『サマー・オブ・サム』(1999)
■ゲスト出演のメンバーたち
ウディ・アレン本人(ナビゲーター)、ジョン・ウォーターズ(クラブのオーナー役でカメオ出演、『ピンク・フラミンゴ』(1972)や『I love ペッカー』(1998)で知られるカルト監督)、ブライアン・マーキンソン(エメットのミュージシャン仲間、ビル役。アレンの次回作『Small Time Crooks』にも出演)、ベン・ダンカン(WFAD局のディスク・ジョッキー)、ナット・ヘントフ(ジャズ評論家、作家。『ジャズ・カントリー』などジャズ小説の名作でも知られる)、ダグラス・マクグラス(グウィネス・パルトロウ主演『エマ』(1996)の監督。ウディ・アレンとは『ブロードウェイと銃弾』(1994)の脚本を共同執筆)
■ジーン・ドゥーマニアン(製作)
『ブロードウェイと銃弾』(1994)以降、ウディ・アレン映画には欠かせない人物となった。アレンの最新作『Small Time Crooks』(2000)の製作も担当。他に『魅惑のアフロディーテ』(1995)、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)、『地球は女で回ってる』(1997)、『セレブリティ』(1998)などの製作も手がけ、アレンを追ったドキュメンタリー『ワイルド・マン・ブルース』(1998)も作る。他にデヴィッド・マメット監督の『スパニッシュ・プリズナー』(1997)、ヘレナ・ボナム=カーター主演の『Women Talking Dirty』(1999)も製作。80年代はテレビの『サタデー・ナイト・ライブ』の製作を担当していた。
■J・E・ボーケア(製作総指揮)
ウディ・アレンの別名では、という噂もある人物。『ブロードウェイと銃弾』(1994)、『魅惑のアフロディーテ」(1995)、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)、『地球は女で回ってる』(1997)、『セレブリティ』(1998)などを製作。アレンの最新作『Small Time Crooks』(2000)の製作も担当。他にデヴィッド・マメット監督の『スパニッシュ・プリズナー』(1997)、ヘレナ・ボナム=カーター主演の『Women Talking Dirty』(1999)も製作。
■リチャード・ブリック(共同製作総指揮)
1945年9月20日ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒業。最近では製作会社、ティーチ・スコープの副社長をつとめる。マイク・ニコルズの『シルクウッド』(1983)、ロバート・ベントンの『プレイス・イン・ザ・ハート』(1984)で製作マネージャーをつとめる。アレンの『地球は女で回ってる』(1997)、『セレブリティ』(1998)などの製作も手がける。
■レッティ・アロンソン(共同製作総指揮)
ウディ・アレンの姉妹。ジーン・ドゥーマニアン・プロダクションの副社長。『ブロードウェイと銃弾』(1994)、『誘惑のアフロディーテ』(1995)、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)、『地球は女で回ってる』(1997)、『セレブリティ』(1998)などを製作。アレンの最新作『Small Time Crooks』の製作も担当。他にデヴィッド・マメット監督の『スパニッシュ・プリズナー』(1997)、ヘレナ・ボナム・カーター主演の『Women Talking Dirty』(1999)も製作。
■チャオ・フェイ(撮影監督)
1961年西安出身。中国出身のフェイにとって、これは初めての海外で撮影した作品。アレンの新作『Small Time Crooks』(2000)の撮影も担当。北京映画学院の撮影科でチャン・イーモウと共に学び、彼の『紅夢』(1991)などに参加。この作品で全米批評家協会賞やロサンゼルス批評家協会賞などの最優秀撮影賞も獲得している。80年代以降の中国映画の新しい流れに欠かせない重要な人物となり、チェン・カイコーの大作『始皇帝暗殺』(1998)やティエン・チュアンチュアンの『盗馬賊』(1985、共同撮影)などにも参加。他に『輪廻』(1988)、『李蓮英〈リー・リエンイン〉 清朝最後の宦官』(1990)などもある。
■ディック・ハイマン(音楽)
1927年3月8日ニューヨーク生まれ。アレン映画には欠かせない音楽家。『スターダスト・メモリー』(1980)、『カメレオンマン』(1983)、『ブロードウェイのダニー・ローズ』(1984)、『カイロの紫のバラ』(1985)、『誘惑のアフロディーテ』(1995)、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)等のアレン作品に音楽を提供。他に『月の輝く夜に』(1987)の音楽も担当。50年代から音楽家として多忙な生活を送り、ピアニスト、オルガン奏者、アレンジャー、指揮者として活躍。これまでに100 枚以上のアルバムに参加してきた。
■サント・ロカスト(プロダクション・デザイン)
1944年7月26日ペンシルヴァニア州ウィルクス・バー出身。キングス・カレッジで演劇の学位を取得。演劇、映画、ダンスなど幅広い分野で活躍。ニューヨークの人気舞台『ラグタイム』や『フォッシー』ではトニー賞候補になっている。最近の『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)、『セレブリティ』(1998)なども含め、20本近いアレン作品に参加してきた。『カメレオンマン』の衣装デザイン、また、『ラジオ・デイズ』(1987)と『ブロードウェイと銃弾』(1994)の製作デザインでアカデミー賞候補に上がる。アレンの新作『Small Time Crooks』(2000)にも参加。
■ローラ・カニンガム・バウアー(衣装デザイン)
シカゴ出身。イリノイ大学で衣装を学んだ後、シカゴの劇場でデザインの仕事につき、ニューヨークではデヴィッド・マメットの舞台の仕事をこなす。映画は『17セブンティーン』(1997)、ミニー・ドライヴァー主演の『At Sachem Farm』(1998)、ジョン・キューザック主演、スティーヴン・フリアーズ監督の『High Fidelity』(2000)などの衣装を担当している。
■ジュリエット・テイラー(キャスティング・ディレクター)
1967年にスミス大学を卒業。1977年にパラマウント映画のキャスティング・ディレクターに就任。1978年に自社を設立。これまでマイク・ニコルズ、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、アラン・パーカーといった巨匠たちの仕事をこなしてきた。アレンとは1975年の『ウディ・アレンの愛と死』(ビデオのみ)以後のつきあいで、『アニー・ホール』(1977)、『マンハッタン』(1979)、『ハンナとその姉妹』(1986)、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)など、彼の代表作を手がける。他に『シンドラーのリスト』(1993)、『ジョー・ブラックをよろしく』(1998)、『アンジェラの灰』(1999)等にも参加。
■ローラ・ローゼンタール(キャスティング・ディレクター)
ジュリエット・テイラーのもとで、長年、働いて、スピルバーグやニール・ジョーダン、ノーラ・エフロンなどと仕事を共にする。1994年に独立し、ジム・ジャームッシュ、トッド・ヘインズ、ハロルド・ライミスなどの仕事をこなす。アレン映画は『セレブリティ』(1998)以降の参加。ヒュー・グラント主演の新作『恋するための3つのルール』(1999)のキャスティングも担当。
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